2020年3月20日 (仮訳)日本新産のホコリタケ科菌類、Arachnion album Kasuya, T. et al., 2006. A lycoperdaceous fungus, Arachnion album (Agaricales, Arachniaceae), newly found in Japan. Mycotaxon. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s10267-006-0316-6 [Accessed March 20, 2020] 【R3-07152】2020/3/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 大阪府および兵庫県からArachnion albumを日本新産種として報告した。 本種の記載文や光学顕微鏡写真、SEM写真などを掲載した。 日本産の標本のいくつかでは外皮は原記載と異なり1層ではなく2層からなっていた。 (日本新産種) Arachnion album Schwein. シロクモノコタケ 【よく似た種との区別】 Arachnion drummondii 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類球形~卵形ではなく球形 Arachnion iulii 本種と異なりグレバが帯緑色 本種より担子胞子のサイズが大きい Arachnion tener 形態的に類似している(同種とされたことがある) グレバが帯灰色 担子胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり”glebal peridiole”が無色の菌糸からなる Arachnion lloydianum 形態的に類似している(同種とされたことがある) 本種と異なり担子胞子が類球形~卵形ではなく球形~卵形 本種と異なり担子胞子表面がSEM下で平滑ではなく疣状 本種と異なり弾糸を有する