2025年2月24日 (仮訳)ヤシノアオバゴケ科地衣の分子系統、およびTapellaria属1新種とタイ新産の葉上生地衣類 Wang, W-C. et al. 2020. A molecular phylogeny of Pilocarpaceae Zahlbr., including a new species of Tapellaria Müll. Arg. and new records of foliicolous lichenized fungi from Thailand. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/molecular-phylogeny-of-pilocarpaceae-zahlbr-including-a-new-species-of-tapellaria-mull-arg-and-new-records-of-foliicolous-lichenized-fungi-from-thailand/71C590F7C5B362987A7DA20B5B30A698 [Accessed February 24, 2025] 【R3-12557】2025/2/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイおよび中国で採集された標本を基に、ヤシノアオバゴケ科の葉上性地衣類について分子系統解析を実施した。 タイ、ナコーンラーチャシーマー県のカオヤイ国立公園で採集された種をTapellaria parvimuriformisとして新種記載した。 また、8種の葉上性地衣類をタイ新産種として報告した。 Thailand, Nakhon Ratchasima Province, Khao Yai National Park, Lam Ta Khong camping ground (新種) Tapellaria parvimuriformis W. C. Wang & J. C. Wei 語源…小さい石垣状の(子嚢胞子のサイズと構造から) 【よく似た種との区別】 Tapellaria floridensis 子嚢胞子が石垣状 本種と異なりタイではなく新熱帯に分布する 本種と異なり葉上生ではなく樹皮生である 本種と異なり地衣体が緑色ではなく白色~淡灰色 本種と異なりカンピリディアが灰色で基部が白灰色なのではなく黒色 本種より粉子が長い Tapellaria schindleri 本種と異なりタイではなく新熱帯に分布する 本種と異なり葉上生ではなく樹皮生である 本種と異なり子器縁部が歪む 本種と異なり子器に青色の粉霜を伴う 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種より粉子が長い Tapellaria granulosa 本種と異なりタイではなく米国などに分布する 本種と異なり葉上生ではなく樹皮生である 本種と異なり地衣体表面が平滑ではなく小粒状 本種と異なり子器が縁部で灰色なのではなく純黒色 Tapellaria nigrata タイに分布する ITS+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり葉上生ではなく樹皮生である 本種より子器のサイズが小さい 本種と異なり子器の輪郭が通常不規則形 本種と異なり子器縁部に粉霜を欠く 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が5 ITS+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (タイ新産種) Arthonia lecythidicola (Batista & H. Maia) Lücking & Sérusiaux 【よく似た種との区別】 Arthonia palmulacea 子器が褐黒色 子器に粉霜を欠く 子嚢胞子が”macrocephalic”である 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく4-5 (タイ新産種) Arthonia palmulacea (Müller Arg.) R. Santesson (タイ新産種) Bacidina apiahica (Müller Arg.) Vězda (タイ新産種) Byssoloma vanderystii Sérusiaux ヤツヘヤワタヘリゴケ (タイ新産種) Calenia lueckingii C. Hartmann (タイ新産種) Calopadia foliicola (Fée) Vězda 【よく似た種との区別】 Calopadia puiggarii(チャハシゴケ) 生息環境が同一 地衣体の形態が同一(野外で最も混同されやすい可能性がある) ITS+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢盤が黄褐色ではなく灰褐色 本種と異なり子器に淡黄色の粉霜を伴うのではなく粉霜を欠く 本種と異なり子嚢が2胞子性ではなく単胞子性 本種より子嚢胞子が短い ITS+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (タイ新産種) Echinoplaca melanotrix Lücking (タイ新産種) Lasioloma arachnoideum (Krempelhuber) R. Santesson ワタハシゴケ