2016年9月15日 (仮訳)Pinus armandiiに発生したLophodermium属新種 Liu, Y-G. et al., 2009. A new species of the genus Lophodermium on Pinus armandii. Mycosystema. Available at: http://www.bioon.com/biology/uploadfiles/200907/2009072211492987.pdf [Accessed September 15, 2016]. 【R3-03296】2016/09/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国四川省においてPinus armandiiの針葉に発生した菌を検討し、Lophodermium erlangshanenseとして新種記載した。 本種は子嚢果が灰色~暗灰色の楕円形で、子嚢胞子が無色直線形単細胞であることなどで特徴づけられた。 本種は同属で同じマツを宿主とするL. maximumとは子嚢果のサイズや、子嚢および子嚢胞子の幅などが異なっていた。 中国四川省カンゼ・チベット族自治州瀘定県二郎山 (新種) Lophodermium erlangshanense Y.G. Liu 語源…二郎山産の 【よく似た種との区別】 Lophodermium maximum 同じマツ属植物を宿主とする 本種と異なり子嚢果が針葉の背軸側にのみ生じるという特徴を欠く 本種と異なり子嚢果が成熟すると縦に裂開するという特徴を欠く 本種より子嚢果のサイズが顕著に大きい 本種より子嚢の幅が顕著に狭い 本種より子嚢胞子の幅が顕著に狭い 本種と異なり側糸の先端がいくぶん膨大するという特徴を欠く 本種と異なり唇細胞を有する