2018年4月21日 (仮訳)チリ産スッポンタケ類への追加 Sandoval-Leiva, P., Henríquez, JL. & Trierveiler-Pereira, L. 2014. Additions to the Chilean phalloid mycota. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2014/00000128/00000001/art00008 [Accessed April 20, 2018]. 【R3-05052】2018/4/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Laternea pusillaおよびLysurus cruciatusをチリ新産種として報告した。 前者はナンキョクブナ林に普通に見られ、後者はオリーブ樹下の土壌に発生していた。 また、チリ産スッポンタケ類の検索表を掲載した。 (チリ新産種) Laternea pusilla Berk. & M.A. Curtis 【よく似た種との区別】 Clathrus columnatus(ヨツデタケ) チリに分布する 子実体が成熟時地上生 偽柄を欠く 托が分枝して柱状をなす 托がつぼに付着したままとなる 本種と異なり”column”が繊細ではなくどっしりとしている 本種と異なり”column”が帯桃色~淡赤色ではなく橙色~帯赤色 本種と異なり”column”の表面に繊細なとさか状突起を伴うのではなく平滑 本種と異なり”glebifer”を欠く (チリ新産種) Lysurus cruciatus (Lepr. & Mont.) Henn. 【よく似た種との区別】 Lysurus periphragmoides(キアミズキンタケ) チリに分布する 子実体が成熟時地上生 外皮が薄い 偽柄が円筒形で分枝しない 本種と異なり偽柄の頂部に短い腕ではなくアカカゴタケ状の托を具える