2022年7月9日 (仮訳)南極におけるLambiella psephotaの酸欠損個体群およびキャンベル島産の当該属1新組み合わせと全世界の種の検索表 Halıcı, MG. et al., 2022. An acid deficient population of Lambiella psephota from Antarctica and a new combination in the genus from Campbell Island with a world-wide key to the genus. Biological Diversity and Conservation. Available at: https://dergipark.org.tr/en/pub/biodicon/issue/69453/1026394 [Accessed July 9, 2022] 【R3-09674】2022/7/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南極のジェイムズ・ロス島からLambiella psephotaのノルスチクチン酸を欠く新規化学型を報告した。 また、Rimularia maculataをLambiella属に移した。 全世界のLambiella属地衣17種の検索表を掲載した。 (その他掲載種) Lambiella psephota (Tuckerman) Hertel 【よく似た種との区別】 Lambiella subpsephota 岩上生地衣である 地衣体縁部が炭化しない 子器が円形~角形で時にリレラ状 栄養生殖の散布体を欠く 子実層がI+青色 子実上層にsedifolia-grey色素を含みK+紫色 髄層がアミロイド 地衣成分としてノルスチクチン酸を欠くことがある 本種と異なり南極ではなくフォークランド諸島に分布する 本種と異なり海または沿岸の岩上に生じる 本種と異なり地衣体が紫灰色ではなく白色~淡灰色 本種より子器の直径が大きい 本種より子実層の丈が高い 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Lambiella impavida 南極大陸に分布する 岩上生地衣である 栄養生殖の散布体を欠く 子実層がI+青色 本種と異なり北米、スカンジナビアにおける分布が知られている 本種と異なり地衣体が暗い帯褐色~帯黒色 本種と異なり子実上層がK+紫色ではなくK陰性 (新組み合わせ) Lambiella maculata (Fryday) Fryday 旧名:Rimularia maculata Fryday