2017年5月31日 (仮訳)ブラジルにおいて水中に沈んだ材に生じた新属、Anacraspedodidymum Silva, CR., Castañeda-Ruiz, RF. & Gusmão, LFP., 2014. Anacraspedodidymum, a new genus from submerged wood in Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000128/00000001/art00003 [Accessed May 30, 2017]. 【R3-04071】2017/05/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、バイーア州において水中に沈んだ腐朽材に発生した菌を検討し、新属新種Anacraspedodidymum aquaticumとして記載した。 本種は末端生のモノフィアライドを有し、分生子が単生し、無色倒卵形、球形~楕円形で類網目状の粘液質の装飾を有することなどで特徴づけられた。 また、分生子が無色である点が同属他種と異なっていたCraspedodidymum hyalosporumを新属に移した。 Brazil, Bahia, Alagoinhas, Riacho do Mel (新種) Anacraspedodidymum aquaticum C.R. Silva, R.F. Castañeda & Gusmão 語源…(属名)ana-+Craspedodidymum属(ana-は上、後ろ、再び、などの意味がある接頭辞)/(種小名)水生の 【よく似た種との区別】 Craspedodidymum spp. 本種と異なり分生子が無色でない 本種と異なり分生子に不規則または類網目状の粘液質の装飾を有するという特徴を欠く Bahusutrabeeja spp. 分生子が無色 分生子が単細胞 本種と異なり分生子に数個の細胞外付属糸を伴う Cylindrotrichum spp. 本種と異なり分生子形成細胞がモノフィアライドではなくポリフィアライド 本種と異なり分生子形成細胞のカラレット内部において出芽状のシンポジオ状の伸長がしばしば生じる Kylindria spp. 分生子形成細胞がモノフィアライド 本種と異なり分生子形成細胞のカラレット内部において出芽状のシンポジオ状の伸長がしばしば生じる Monilochaetes spp. 分生子形成細胞がモノフィアライド 本種と異なり分生子形成細胞に不明瞭または明瞭なカラレットを有する 本種と異なり分生子が塊をなすか稀に偽鎖生状 本種と異なり分生子が球形、倒卵形、楕円形ではなく長楕円形~円筒形 (新組み合わせ) Anacraspedodidymum hyalosporum (Bhat & W.B. Kendr.) R.F. Castañeda, C.R. Silva & Gusmão 旧名:Craspedodidymum hyalosporum Bhat & W.B. Kendr.