2022年2月11日 (仮訳)フィンランド新産種、Arthonia ligniariella Weber, L., Kantelinen, A. & Myllys, L. 2022. Arthonia ligniariella new to Finland. Graphis Scripta. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-020-01609-0 [Accessed February 11, 2022] 【R3-09229】2022/2/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Arthonia ligniariellaをフィンランド新産種として報告した。 本種は混交林において枯死したヨーロッパアカマツの立木に発生していた。 本種は小型で地衣体が不明瞭であるため見過ごされているとみられたが、稀産種である可能性もあった。 (フィンランド新産種) Arthonia ligniariella Coppins 【よく似た種との区別】 Arthonia ligniaria 材上生地衣である 形態的に類似している(野外で混同のおそれがある) 子器が暗色 地衣体が薄い 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種より側糸状体の幅が広い Arthonia mediella 材上生地衣である 形態的に類似している(野外で混同のおそれがある) 子器が暗色 地衣体が薄い 本種より子器のサイズが大きい 本種と異なり子実下層が赤褐色 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1ではなく3(–4) Arthonia apatetica 材上生地衣である 形態的に類似している(野外で混同のおそれがある) 子器が暗色 地衣体が薄い 本種より子器のサイズが大きい 本種より子器が通常扁平である 本種と異なり子実層がI+赤色 本種と異なり子実層がK/I+青色 Arthonia patellata 材上生地衣である 形態的に類似している(野外で混同のおそれがある) 子器が暗色 地衣体が薄い Micarea contexta 材上生地衣である 形態的に類似している(野外で混同のおそれがある) 子器が暗色 地衣体が薄い 本種と異なり子実下層が暗色 本種と異なり子実下層がK+緑色 Micarea eximia 材上生地衣である 形態的に類似している(野外で混同のおそれがある) 子器が暗色 地衣体が薄い 本種と異なり子実下層が暗色 本種と異なり子実下層がK+緑色