2015年10月9日 (仮訳)タケに発生した新種Bambusicola loculata Dai, D-Q. et al., 2015. Bambusicola loculata sp. nov. (Bambusicolaceae) from bamboo. Phytotaxa. Available at: http://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.213.2.5 [Accessed October 8, 2015]. 【R3-02269】2015/10/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、チエンラーイ県においてタケの枯稈に発生した菌を検討し、Bambusicola loculataとして新種記載した。 本種の子嚢果は埋生する暗色の子座状で、子嚢は円筒状棍棒形であり、子嚢胞子が無色狭紡錘形で粘液質の鞘に包まれることなどで特徴づけられた。 形態形質および複数遺伝子に基づく分子系統解析の結果から、本種がBambusicola属に含まれることが確かめられた。 Thailand, Chiang Rai, Doi Mae Salong, temple side (新種) Bambusicola loculata D.Q. Dai & K.D. Hyde 語源…小房の 【よく似た種との区別】 Bambusicola massarinia 子嚢胞子が無色 nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり小房の数が複数ではなく単数 本種より子嚢が短い nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bambusicola bambusae 子嚢胞子が無色 nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり小房の数が複数ではなく単数 本種より子嚢のサイズが小さい nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bambusicola irregulispora nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテレオモルフが知られていない nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bambusicola splendida nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテレオモルフが知られていない nrLSU+nrSSU+RPB2+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される