(仮訳)新種Bryoscyphus granulosus:スポロドキア形成性の世代を有するツリバリゴケ属の”moss dieback”を引き起こす菌
Greiff, GRL., Hairaud, M. & Baral, H-O. 2025. Bryoscyphus granulosus sp. nov., a “moss dieback” fungus on Campylopus with a sporodochium-forming morph. Ascomycete.org. Available at: https://ascomycete.org/Journal/Article/art-0422 [Accessed March 18, 2026] 【R3-13722】2026/3/18投稿

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3行まとめ

イギリス、ベルギー、フランス、オランダにおいてツリバリゴケ属のコケに寄生した菌を検討し、Bryoscyphus granulosusとして新種記載した。
本種はBryoscyphus属菌としては初めて有性世代と無性世代の両方を有する種であった。
本種の侵略的外来種Campylopus introflexusに対する生物的防除における重要性を議論したほか、Bryoscyphus属の検索表を掲載した。
England, South Hampshire, New Forest, Marlborough Deeps

(新種)

Bryoscyphus granulosus Greiff, Hairaud & Baral
語源…小粒状の(有性世代と無性世代両方の外観から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Bryoscyphus hyalotectus
コケ生息菌である
殺生的である
子嚢の先端構造がIKI陽性
本種と異なりヨーロッパではなく北米に分布する
本種と異なりツリバリゴケ属ではなくスギゴケなどを宿主とする
本種より子嚢胞子の幅が狭い
本種と異なり子嚢胞子が卵状~類卵状~倒洋梨形ではなく楕円形
Bryoscyphus atromarginatus
コケ生息菌である
本種と異なりツリバリゴケ属ではなくゼニゴケなどを宿主とする
本種と異なり培養下で不稔ではなく子嚢盤が形成される
本種より培養下で菌糸の分枝が少ない
Belonium coroniforme
コケ生息菌である
子嚢盤を形成する
スポロドキアを形成する
本種と異なりツリバリゴケ属ではなくタチヒダゴケ科やイタチゴケ属のコケを宿主とする
本種と子嚢盤の形態が明らかに異なる
本種とスポロドキアの形態が明らかに異なる