2022年1月7日 (仮訳)エゾノミズタデの根に関連するエンドファイトの新種、Clohesyomyces symbioticus Arnold, AE. & Sandberg, DC. 2021. Clohesyomyces symbioticus sp. nov., a fungal endophyte associated with roots of water smartweed (Persicaria amphibia). Plant and Fungal Systematics. Available at: https://pfsyst.botany.pl/-Clohesyomyces-symbioticus-sp-nov-a-fungal-endophyte-associated-with-roots-of-water,144788,0,2.html [Accessed January 7, 2022] 【R3-09124】2022/1/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国アリゾナ州の貯水池において水生植物のエゾノミズタデの根からエンドファイトとして分離された菌を検討し、Clohesyomyces symbioticusとして新種記載した。 本種は属の基準種であるC. aquaticusとはエンドファイトである点と分生子殻、分生子の形態が異なっていた。 本種は西半球から初めて報告されたClohesyomyces属菌となった。 USA, Arizona, Yavapai County, Prescott, Willow Creek Reservoir (Willow Lake) (新種) Clohesyomyces symbioticus A. E. Arnold and D. C. Sandberg 語源…共生の 【よく似た種との区別】 Clohesyomyces aquaticus 淡水域に生息する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国ではなくタイ、中国、オーストラリアなどに分布する 本種と異なりエンドファイトではなく腐生菌として知られている 本種より分生子殻のサイズが大きい 本種より分生子のサイズが大きい 本種ほど分生子が成熟時球形に近くない ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される