2020年11月13日 (仮訳)中国南部産のタケ生息菌の新種、Corynesporopsis hainanensis Xu, Z-H. et al., 2020. Corynesporopsis hainanensis sp. nov., a bambusicolous fungus from southern China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2020/00000135/00000003/art00014 [Accessed November 13, 2020] 【R3-07864】2020/11/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国海南省の熱帯雨林で採集されたアナモルフ菌の一種を検討し、Corynesporopsis hainanensisとして新種記載した。 本種はタケの枯稈に生じ、分生子形成細胞が末端生でモノトレト型、分生子が淡褐色~褐色倒棍棒形平滑で(3–)5–6(–10)隔壁を有することなどで特徴づけられた。 Corynesporopsis属菌の検索表および形質比較表を掲載した。 中国海南省尖峰嶺国家級自然保護区 (新種) Corynesporopsis hainanensis Z.H. Xu, Jian Ma, X.G. Zhang & R.F. Castañeda 語源…海南産の 【よく似た種との区別】 Corynesporopsis curvularioides 中国に分布する 分生子が単色からなる 本種と異なりタケの枯稈ではなく枯枝などに生じる 本種より分生子が短い 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく楕円形~倒棍棒形 本種と異なり分生子の隔壁数が(3–)5–6(–10)ではなく1-5 Corynesporopsis iberica 分生子が単色からなる 本種と異なり中国ではなくポルトガルなどに分布する 本種と異なりタケの枯稈ではなく樹皮などに生じる 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく円筒形 Corynesporopsis rionensis 分生子が単色からなる 本種と異なり中国ではなくキューバなどに生じる 本種と異なりタケの枯稈ではなく腐朽枝などに生じる 本種より分生子が短い 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく楕円形または紡錘形 本種と異なり分生子の隔壁数が(3–)5–6(–10)ではなく3–4(–5) Corynesporopsis obclavata 中国に分布する 分生子が単色からなる 分生子が倒棍棒形 本種と異なりタケの枯稈ではなく枯枝などに生じる 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子の隔壁数が(3–)5–6(–10)ではなく5-9