2022年1月18日 (仮訳)インド、西ガーツから記載された掌状胞子の新種、Dictyosporium matherense Dubey, R. 2022. Dictyosporium matherense sp. nov.: A new-fangled cheirosporous fungal species described from the Western Ghats of India. Asian Journal of Forestry. Available at: https://smujo.id/ajf/article/download/9278/5467 [Accessed January 18, 2022] 【R3-09157】2022/1/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州において不明な植物の幹に発生した菌を検討し、Dictyosporium matherenseとして新種記載した。 本種は分生子が大型で掌状であり、15-80列をなす600-3000個の細胞からなり、付属糸を有することなどで特徴づけられ、同属他種とは分生子のサイズが著しく異なっていた。 本属の全種の形態形質を表にまとめた。 India, Maharashtra, Matheran (新種) Dictyosporium matherense Rashmi Dubey 語源…マテラン産の 【よく似た種との区別】 Dictyosporium palmae 分生子が大型 分生子頂部に無色菌糸状の付属糸を有する 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が15-80列ではなく3-6列の細胞からなる 本種と異なり分生子の細胞数が600-3000ではなく95-144 本種と異なり分生子の1列あたりの細胞数が40-50ではなく17-26 Dictyosporium digitatum 分生子が大型 分生子頂部に無色菌糸状の付属糸を有する 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が15-80列ではなく5-7列の細胞からなる 本種と異なり分生子の細胞数が600-3000ではなく65-90 本種と異なり分生子の1列あたりの細胞数が40-50ではなく7-13 Dictyosporium stellatum 分生子が大型 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が15-80列ではなく5-7列の細胞からなる 本種と異なり分生子の細胞数が600-3000ではなく(59-)110-165(-180) 本種と異なり分生子の1列あたりの細胞数が40-50ではなく14-33 本種と異なり分生子に付属糸を欠く