2016年5月11日 (仮訳)アセタケ属の小型の稀産種:Inocybe ionochlora Romagnesi Bandini, D., Hampe, F. & Oertel, B., 2013. Eine kleine, seltene Inocybe: Inocybe ionochlora Romagnesi. Zeitschrift für Mykologie. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Felix_Hampe/publication/268800203_A_small_rare_Inocybe_Inocybe_ionochlora_Romagnesi/links/5475c2750cf29afed612b373.pdf [Accessed May 10, 2016]. 【R3-02914】2016/05/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ドイツおよびオーストリアで採集された稀産種のInocybe ionochloraを報告した。 本種は非常に湿った場所に生じ、子実体が小型で、傘がしばしばオリーブ色を帯び、シスチジアがいくぶん紡錘形でKOHに対し強い緑色の呈色反応を示すことなどで特徴づけられた。 本種の記載文、写真、スケッチ、および分子系統解析の結果などを掲載した。 (その他掲載種) Inocybe ionochlora Romagn. 【よく似た種との区別】 Inocybe pholiotinoides ヨーロッパに分布する 森林に発生する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘がオリーブ色ではなく黄褐色~赤褐色 本種と異なり傘にほとんど吸水性を欠く 本種と異なり柄が紫色を帯びない 本種と異なり柄の基部が僅かに塊茎状 本種と異なり子実体の臭いが不明瞭または微かな刺激臭があるのではなく精子臭 本種よりシスチジアの幅がしばしば狭い 本種よりシスチジアの頸部が長い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される