2022年3月30日 (仮訳)アジアおよびトルコ新産の2種の地衣生菌、Kalchbrenneriella cyanescensおよびRhizocarpon ochrolechiae Yazıcı, K., Etayo, J. & Aslan, A. 2021. Kalchbrenneriella cyanescens and Rhizocarpon ochrolechiae – two new lichenicolous fungi records for Turkey and Asia. Phytologia Balcanica. Available at: http://www.bio.bas.bg/~phytolbalcan/PDF/27_3/PhytolBalcan_27-3_01_Yazici_&_al.pdf [Accessed March 30, 2022] 【R3-09370】2022/3/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコから地衣生菌のKalchbrenneriella cyanescensおよびRhizocarpon ochrolechiaeをアジア新産種として報告した。 前者はトラブゾン県においてサルオガセ属地衣に発生した。 後者はバトマン県においてニクイボゴケ属地衣の地衣体に発生した。 (アジア、トルコ新産種) Kalchbrenneriella cyanescens (Kalchbrenner) Diederich & M.S. Christiansen 【よく似た種との区別】 Refractohilum spp. 宿主にゴールのような膨大部を誘導する 分生子柄の形態が類似している 本種と分生子の形態が異なる Hawksworthiana peltigericola 宿主にゴールのような膨大部を誘導する 分生子柄の形態が類似している 本種と分生子の形態が異なる (アジア、トルコ新産種) Rhizocarpon ochrolechiae (Poelt & Nimis) Hafellner 【よく似た種との区別】 Rhizocarpon lusitanicum var. ochrolechiae 子実上層が紫褐色 Rhizocarpon vorax 同じニクイボゴケ属地衣に生じる 子実上層が紫褐色 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい 本種と異なり”epipsamma”が褐色である 本種と異なり”epipsamma”がK+帯オリーブ色である