2017年11月15日 (仮訳)韓国における地衣類相:サルオガセ属 Jayalal, U. et al., 2013. Lichen Mycota in South Korea: The Genus Usnea. Mycobiology. Available at: https://synapse.koreamed.org/search.php?where=aview&id=10.5941/MYCO.2013.41.3.126&code=0184MB&vmode=FULL [Accessed November 14, 2017]. 【R3-04578】2017/11/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国地衣類研究所収蔵のサルオガセ属地衣を検討し、8種を同定した。 そのうち、韓国新産種としてUsnea hakonensisを報告した。 韓国産のサルオガセ属全種の検索表を掲載した。 (その他掲載種) Usnea diffracta Vain. ヨコワサルオガセ 【よく似た種との区別】 Usnea trichodeoides(フジサルオガセ) 韓国に分布する 偽盃点が輪状 地衣体の枝に直立した繊維を豊富に伴う 地衣体に赤色色素を欠く 本種と異なり地衣体の枝が円筒形ではなく扁平 本種と異なり地衣体表面に縦方向の溝を有する 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸およびフマルプロトセトラル酸を含む 本種と異なり地衣成分として”diffrataic acid”、バルバチン酸類、エベルン酸を欠く (韓国新産種) Usnea hakonensis Asahina ハコネサルオガセ 【よく似た種との区別】 Usnea nipparensis(ニッパラサルオガセ) 日本、中国、台湾、韓国に分布する 粉芽塊が”eroded papillae”の頂部から生じる 粉芽塊が丸く顕著な有柄 地衣体に赤色色素を欠く 本種と異なり粉芽塊が枝の直径より小さいのではなく大きい 本種と異なり地衣成分としてカペラート酸を含む 本種と異なり地衣成分としてUS1およびUS2を含まない (その他掲載種) Usnea rubrotincta Stirt. アカヒゲゴケモドキ (その他掲載種) Usnea longissima Ach. ナガサルオガセ (その他掲載種) Usnea nipparensis Asahina ニッパラサルオガセ 【よく似た種との区別】 Usnea hakonensis(ハコネサルオガセ) 日本、中国、台湾、韓国に分布する 粉芽塊が”eroded papillae”の頂部から生じる 粉芽塊が丸く顕著な有柄 地衣体に赤色色素を欠く 本種と異なり粉芽塊が枝の直径より大きいのではなく小さい 本種と異なり地衣成分としてUS1およびUS2を含む 本種と異なり地衣成分としてカペラート酸を含まない (その他掲載種) Usnea pangiana Stirt. ホンドサルオガセ (その他掲載種) Usnea subfloridana Stirt. ヒゲサルオガセ (その他掲載種) Usnea trichodeoides Vain. フジサルオガセ 【よく似た種との区別】 Usnea diffracta(ヨコワサルオガセ) 韓国に分布する 偽盃点が輪状 地衣体の枝に直立した繊維を豊富に伴う 地衣体に赤色色素を欠く 本種と異なり地衣体の枝が扁平ではなく円筒形 本種と異なり地衣体表面に縦方向の溝を欠く 本種と異なり地衣成分として”diffrataic acid”、バルバチン酸類、エベルン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸およびフマルプロトセトラル酸を欠く