(仮訳)日本産のレキデア型黒色子器を有する知見に乏しい痂状地衣類
Inoue, M. 1997. Little Known Crustose Lichens Bearing Lecideine Black Apothecia from Japan. Bulletin of the National Museum of Nature and Science Series B, Botany. Available at: https://www.kahaku.go.jp/albums/abm.php?d=4720&f=abm00002111.pdf&n=Inoue1997SerB23_2_43-58.pdf [Accessed February 8, 2026] 【R3-13606】2026/2/8投稿

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3行まとめ

日本産のレキデア型黒色子器を有する知見に乏しい8種の痂状地衣類を報告した。
そのうちArthrorhaphis属、Cecidonia属、Epilichen属の日本からの報告は初となった。
2種をアジア新産種、3種を日本新産種として報告し、既知種の3種についても記載文などを掲載した。

(日本新産種)

Arthrorhaphis citrinella (Acharius) Poelt
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(日本新産種)

Cecidonia umbonella (Nylander) Triebel & Rambold
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(アジア新産種)

Epilichen scabrosus (Acharius) Clements
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【よく似た種との区別】
Tephromela aglaea
地衣体が黄色
子器が黒色で縁取りを欠く
本種と異なり幼時Baeomyces属地衣の地衣体上に生息するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子が2細胞でない

(アジア新産種)

Rhizocarpon hensseniae Brodo
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【よく似た種との区別】
Rhizocarpon hochstetteri
日本に分布する
地衣体が褐色または帯褐灰色
地衣体が小区画状
子嚢胞子の隔壁数が1
地衣成分としてスチクチン酸またはノルスチクチン酸を含む
地衣成分としてリゾカルプ酸を欠く
本種と異なり地衣体に頭状体を欠く
Rhizocarpon cinnereovirens
日本に分布する
地衣体が褐色または帯褐灰色
地衣体が小区画状
子嚢胞子の隔壁数が1
地衣成分としてスチクチン酸またはノルスチクチン酸を含む
地衣成分としてリゾカルプ酸を欠く
本種と異なり地衣体に頭状体を欠く

(その他掲載種)

Rhizocarpon hochstetteri (Körber) Vainio
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【よく似た種との区別】
Rhizocarpon hensseniae
日本に分布する
地衣体が褐色または帯褐灰色
地衣体が小区画状
子嚢胞子の隔壁数が1
地衣成分としてスチクチン酸またはノルスチクチン酸を含む
地衣成分としてリゾカルプ酸を欠く
本種と異なり地衣体に頭状体を有する

(日本新産種)

Trapelia mooreana (Carroll) P. James
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(その他掲載種)

Trapeliopsis flexuosa (Fries) Coppins & P. James
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【よく似た種との区別】
Trapeliopsis subconcolor
本種と異なり岩上生である
本種より子器の幅が広い
本種より子嚢胞子が長い

(その他掲載種)

Tremolecia atrata (Acharius) Hertel
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