(仮訳)分子系統解析および形態に基づき明らかになった中国産のボタンタケ目新種、Ophiocordyceps ramosaおよびLeptobacillium hepiali
Shen, J. et al. 2026. Molecular phylogeny and morphology reveal two new species, Ophiocordyceps ramosa sp. nov. (Ophiocordycipitaceae) and Leptobacillium hepiali sp. nov. (Cordycipitaceae), in Hypocreales from China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/173361/ [Accessed January 27, 2026] 【R3-13570】2026/1/27投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

中国においてヤガ科幼虫から分離された菌をOphiocordyceps ramosaHepialus属上のOphiocordyceps属菌から分離された菌をLeptobacillium hepialiとしてそれぞれ新種記載した。
前者は子座が木質化し、多分岐または部分的に二叉分岐することなどで特徴づけられた。
後者は宿主の菌核上に生じ、フィアライドが単生し分枝しないことなどで特徴づけられた。
中国遼寧省鉄嶺市西豊県高家店鎮

(新種)

Ophiocordyceps ramosa X. Zou, J. Shen & H.L. Tian
語源…枝状の(子座の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hirsutella satumaensis(サツマカビ)
同じチョウ目昆虫を宿主とする
分生子形成細胞が分枝せず基部が膨大する
ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりヤガ科幼虫ではなくカイコの幼虫を宿主とする
本種と異なり分生子形成細胞に分枝する型がない
本種より分生子形成細胞が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が球形または類球形ではなく紡錘形またはミカンの瓤嚢形
ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hirsutella nodulosa
節足動物寄生菌である
分生子形成細胞が二叉分岐し基部が膨大する
ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりヤガ科幼虫ではなくダニ類を宿主とする
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が球形または類球形ではなく楕円形またはミカンの瓤嚢形
ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省遵義市道真コーラオ族ミャオ族自治県陽渓鎮貴州大沙河国家級自然保護区

(新種)

Leptobacillium hepiali X. Zou, J. Shen & G.X. Fei
語源…Hepialus属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leptobacillium latisporum
ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりフィアライドが分枝しないのではなく2-3分岐する
本種より分生子のサイズが比較的大きい
ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される