2017年7月22日 (仮訳)メキシコ新産のチャワンタケ目菌類 Raymundo, T. et al., 2012. Nuevos registros de Pezizales (Pezizomycetes, Ascomycota) en Mexico. Available at: https://www.researchgate.net/publication/241845339_NUEVOS_REGISTROS_DE_PEZIZALES_PEZIZOMYCETES_ASCOMYCOTA_EN_MEXICO [Accessed July 22, 2017]. 【R3-04228】2017/07/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Geopyxis majalis、Otidea bufonia、Peziza limnaea、およびPlectania nannfeldtiiをメキシコ新産種として報告した。 これらの種はメヒコ州、ドゥランゴ州、ナヤリット州、オアハカ州の4州の針葉樹林における調査で見出された。 各種について記載文、生態写真、顕微鏡的形質のスケッチ、子嚢胞子のSEM写真などを掲載した。 (アメリカ大陸、北米、メキシコ新産種) Geopyxis majalis (Fr.) Sacc. 【よく似た種との区別】 Geopyxis carbonaria(ヤケアトサカズキタケ) 本種と異なり常に焼けた材に発生する 本種と異なり子嚢盤が橙ばら色~鮭肉色で白色の縁取りがあるのではなく褐色で白色の顕著な縁取りがある 本種と異なり子嚢盤の縁部が円鋸歯状ではなく円鋸歯状かまたは裂ける 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子表面が粗面ではなく平滑 (アメリカ大陸、北米、メキシコ新産種) Otidea bufonia (Pers.) Boud. ウズマキワンタケ 【よく似た種との区別】 Otidea cochleata 本種と異なり子嚢盤が黄褐色~暗褐色で所々が黒色になるのではなく一様に帯桃肉桂色~帯桃褐色 本種より子嚢胞子のサイズが大きい (アメリカ大陸、北米、メキシコ新産種) Peziza limnaea Maas Geest. アリノワン (メキシコ新産種) Plectania nannfeldtii Korf エナガクロチャワンタケ 【よく似た種との区別】 Plectania melastoma 本種と異なり子嚢盤表面に短い刺を有する 本種と異なり子嚢盤の縁部に橙色の小粒を伴う 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Plectania millerii 本種と異なり子嚢盤が杯状ではなく盤状 本種と異なり子嚢盤が中心生~偏心生の柄を有するのではなく無柄または短い柄を有する