2015年6月14日 (仮訳)メタノール資化性酵母の新種、Ogataea saltuana Péter, G. et al., 2011. Ogataea saltuana sp. nov., a novel methanol-assimilating yeast species. Antonie van Leeuwenhoek. …. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s10482-011-9592-z [Accessed June 14, 2015]. 【R3-01918】2015/06/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ハンガリーの森林において腐朽材および葉から分離されたメタノール資化性酵母を検討し、Ogataea saltuanaとして新種記載した。 ITS+D1/D2に基づく”parsimony network”解析の結果、ブルガリアで甲虫の腸内から、米国で昆虫の糞から分離された酵母も本新種と同定された。 また、同解析では本新種がO. zsoltiiと別種であることも確かめられた。 Pilis Mountains, Hungary (新種) Ogataea saltuana G. Péter, Dlauchy, Tornai-Leh. & Kurtzman 語源…森林の 【よく似た種との区別】 Ogataea zsoltii 炭素源の資化スペクトルがいくぶん類似している 窒素源の資化スペクトルがいくぶん類似している D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり最大生長温度が37-40°Cではなく45°C D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(7-9塩基の置換) ITS領域の塩基配列が異なる(14-15塩基の置換を含む17-18塩基の差異) Ogataea corticis D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される