2017年7月30日 (仮訳)ロシア産の新種Phaeobotryon negundinis Daranagama, DA. et al., 2016. Phaeobotryon negundinis sp. nov. (Botryosphaeriales) from Russia. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdf/Mycosphere_SI_1b_2-1.pdf [Accessed July 30, 2017]. 【R3-04253】2017/07/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、ロストフ州においてカエデ属、イボタノキ属、および レンギョウ属樹木に発生した菌を検討し、Phaeobotryon negundinisとして新種記載した。 本種は分生子果が埋生~破出性で単室、分生子が褐色卵形単細胞であり、基部が截断状で、発芽の際に1隔壁を生じることなどで特徴づけられた。 Phaeobotryon属菌が本新種の宿主であるAcer negundoなど3種を宿主とした例は初であった。 Russia, Rostov region, Rostov-on-Don city, Botanical Garden of Southern Federal University, Higher Park (新種) Phaeobotryon negundinis Daranagama, Bulgakov & K.D. Hyde 語源…トネリコバノカエデ (Acer negundo) の 【よく似た種との区別】 Phaeobotryon cupressi ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい ITS+EF1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される