2016年4月5日 (仮訳)ポーランド新産のさび菌、Puccinia lojkaiana Wołczańska, A. & Wołkowycki, M., 2012. Puccinia lojkaiana: a rust fungus new for Poland. Polish Botanical Journal. Available at: http://bomax.botany.pl/pubs/data/article_pdf?id=3617 [Accessed April 5, 2016]. 【R3-02806】2016/04/05投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ さび菌の一種、Puccinia lojkaianaをポーランド新産種として報告した。 本種はOrnithogalum boucheanumに発生しており、本宿主におけるさび菌の発生はポーランドにおいて従来報告がなかった。 本種は現在ポーランドの1か所でしか見出されていないが、宿主の葉に盛んに感染し、多くの個体に認められた。 (ポーランド新産種) Puccinia lojkaiana Thüm. 【よく似た種との区別】 Puccinia liliacearum ポーランドに分布する 同じオオアマナ属植物を宿主とする 同種寄生性の菌である 精子、冬胞子、担子胞子を形成する 本種と異なりOrnithogalum boucheanumではなくO. umbellatumおよびO. collinumを宿主とする 本種より冬胞子堆のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子堆が楕円形~紡錘形ではなく類円形 本種より冬胞子が長い 本種と異なり冬胞子表面が顕著な瘤状~網目状ではなく平滑 本種より冬胞子が薄壁 Puccinia hordei ヨーロッパに分布する 同じオオアマナ属植物を宿主とする 本種と異なり同種寄生性ではなく異種寄生性である 本種と異なり精子、冬胞子、担子胞子を形成するのではなく精子とさび胞子の形成しか知られていない