2026年3月3日 (仮訳)ブラジルのバナナから分離された根のエンドファイトとしてのケトミウム科菌類、および新属新種Intraradix grisea dos Santos Santana, J. et al. 2026. Root endophytic Chaetomiaceae (Sordariales) from Musa acuminata (Musaceae) in Brazil, including Intraradix grisea gen. et sp. nov. Fungal Systematics and Evolution 17: 1–18. Available at: https://fuse-journal.org/wp-content/uploads/2026/02/FuseVol17Art1.pdf [Accessed March 3, 2026] 【R3-13677】2026/3/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、マラニョン州のフザリウム萎凋病が多発する農場において、バナナの健全な根から分離された菌を検討した。 分子系統解析の結果を基に、新属新種Intraradix griseaと新種Dichotomopilus endophyticusを記載した。 また、D. variostiolatusをブラジル新産種として報告したほか、Chaetomium globosumを同定し、いずれもバナナの根に関連するエンドファイトとしての初報告となった。 Brazil, Maranhão state, Itinga do Maranhão municipality (新種) Dichotomopilus endophyticus J.S. Santana, F.A. Custódio, D.O. Ramos & O.L. Pereira 語源…エンドファイトの 【よく似た種との区別】 Dichotomopilus pseudoerectus ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり根のエンドファイトとしてではなく空中などから分離される 本種と異なり子嚢胞子が暗褐色ではなく帯オリーブ色 本種より子嚢果の毛の数が多い 本種より子嚢果の毛が長い 本種と異なり子嚢果末端の毛が先端部で二叉分岐するのではなく基部から先端部にかけて分岐する 本種と異なり子嚢果末端の毛に膨大した細胞を有するのではなく欠く 本種と異なりCMAおよびMEA培地で色素を産生する ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Dichotomopilus erectus ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり根のエンドファイトとしてではなく土壌などから分離される 本種より子嚢果の毛の数が多い 本種より子嚢果の毛が長い 本種と異なり子嚢果末端の毛に膨大した細胞を有するのではなく欠く 本種と異なりCMAおよびMEA培地で色素を産生する ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Dichotomopilus ramosissimus 植物の根から分離される ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりバナナの根ではなくPanax notoginsengの根圏や土壌などから分離される 本種より子嚢果の毛の数が多い 本種より子嚢果の毛が長い 本種と異なり子嚢果末端の毛に膨大した細胞を有するのではなく欠く ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Brazil, Maranhão state, Itinga do Maranhão municipality (新種) Intraradix grisea J.S. Santana, D.O. Ramos, F.A. Custódio & O.L. Pereira 語源…(属名)根の内部/(種小名)灰色の(子嚢果の毛の反射光における色から) 【よく似た種との区別】 Floropilus chiversii 形態的にかなり類似している ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくカナダなどに分布する 本種と異なり根ではなく糞などに生息する 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり黄色の滲出液を欠くのではなく有する 本種と異なり耐熱性ではなく中温性である ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Thermothielavioides terrestris ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり根のエンドファイトとしてではなく土壌などから分離される 本種と異なり子嚢果に孔口を有するのではなく欠く 本種と異なり子嚢が棍棒形でない 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が帯オリーブ黄褐色~帯緑オリーブ色でない 本種と異なり無性世代を欠くのではなく有する 本種と異なり耐熱性ではなく好熱性である ITS+nrLSU+RPB2+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Chaetomium globosum Kunze (ブラジル新産種) Dichotomopilus variostiolatus (A. Carter) X. Wei Wang & Samson