(仮訳)中国熱帯域産の新属新種Similiboletinus tomentopileatus:形態および分子データに基づくイグチ型分類群
Jian, S. et al. 2026. Similiboletinus tomentopileatus gen. et sp. nov. from Tropical China, a New Boletoid Taxon Based on Morphological and Molecular Data. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/12/2/145 [Accessed February 19, 2026] 【R3-13641】2026/2/19投稿

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3行まとめ

中国雲南省で採集された菌を検討し、新属新種Similiboletinus tomentopileatusとして記載した。
本種は熱帯林においてマテバシイ属およびシイ属の樹下に発生した。
本種は傘が黄褐色で綿毛状、子実層托がやや垂生し、肉に変色性を欠き、担子胞子が卵状~広楕円形であることなどで特徴づけられた。
中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県瑶区瑶族郷

(新種)

Similiboletinus tomentopileatus S.P. Jian & Yan C. Li
語源…(属名)Boletinus属類似/(種小名)綿毛状の傘の(傘の表面性状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Boletinus asiaticus(ウツロベニハナイグチ)
外生菌根菌である
子実層托が放射状に配列する
子実層托が黄色である
本種と異なり中国ではなくロシアなどに分布する
本種と異なりカラマツ属樹木を宿主とする
本種と異なり傘が顕著な紫赤色である
本種と異なり被膜を有する
本種と異なりつばを有する
本種と異なり柄が中空である
Boletinellus merulioides
傘が黄褐色である
子実層托が深く垂生する
本種と異なり中国ではなく北米などに分布する
本種と異なり切り株や腐朽根に生息する
本種と異なり柄が偏心生である
本種より柄が短い
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が類球形または卵状である
Chalciporus radiatus
中国に分布する
傘が帯褐橙色である
子実層托が放射状に配列する
管孔が短い
本種と異なり子実層托が帯赤褐色~褐色
本種と異なり肉が黄白色である
本種と異なり肉に変色性を欠くのではなく傷つけるとパステルイエロー~淡黄色に変色する
本種と異なり担子胞子が紡錘形~円筒形である
Hemileccinum albidum
傘が帯褐色である
肉が傷つけても変色しない
本種と異なり子実層托が柄の周囲で窪む
本種より柄が長い
本種より担子胞子のサイズが大きい
Singerocomus inundabilis
子実層托が傷つけても変色しない
本種と異なり中国ではなくブラジルなどに分布する
本種と異なり傘が帯桃赤色である
本種と異なり子実層托が柄の周囲で窪む
本種と異なり柄が帯桃赤色である
本種と異なり担子胞子が帯オリーブ褐色である
本種と異なり子実層托実質がイグチ型ではなくキヒダタケ型である
Suillus americanus(キヌメリイグチ)
傘が黄色である
子実層托が直生する
本種と異なり傘表面に粘性を帯びる
本種と異なり子実層托が傷つけるとゆっくり変色する
本種より担子胞子のサイズが大きい
Xerocomus yunnanensis
中国に分布する
傘が黄褐色である
傘表面が綿毛状である
子実層托がやや垂生する
本種より子実体のサイズが小さい
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり傘上表皮が毛状被である