2026年1月26日 (仮訳)ハエ目寄生性Ophiocordyceps属菌の系統分類学的知見:中国およびラオス産の2新種および1新産種 Dai, Y-D. et al. 2026. Taxonomic and phylogenetic insights into dipteran-parasitizing Ophiocordyceps: Descriptions of two new species and a new record from China and Laos. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/176148/ [Accessed January 26, 2026] 【R3-13569】2026/1/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国およびラオスにおいてハエ目に発生した菌を調査し、Ophiocordyceps calliphoridarumとO. laosensisの2新種を記載した。 両新種は分子系統解析でO. dipterigena複合種群に含まれることが示唆された。 また、O. muscaeをラオス新産種として報告したほか、O. muscidarumの無性世代を新たに記載した。 中国吉林省延辺朝鮮族自治州敦化市 (新種) Ophiocordyceps calliphoridarum Y. Wang & Y.D. Dai 語源…クロバエ科の 【よく似た種との区別】 Ophiocordyceps muscidarum 中国に分布する 同じハエ目昆虫を宿主とする ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり宿主がクロバエ科ではなくイエバエ科昆虫である 本種より子嚢のサイズが顕著に小さい 本種より部分胞子のサイズが顕著に小さい ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国吉林省延辺朝鮮族自治州敦化市 (新種) Ophiocordyceps laosensis Y. Wang & Y.H. Guan 語源…ラオス産の 【よく似た種との区別】 Ophiocordyceps muscae ラオスに分布する 同じハエ目昆虫を宿主とする 子座が桿形 結実部にほぼ球形の表面突起を有する ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイにおける分布が知られている 本種ほど子嚢殻の孔口が細長くない 本種より子嚢のサイズが常に小さい 本種より部分胞子のサイズが常に小さい ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (ラオス新産種) Ophiocordyceps muscae Mongkolsamrit, Liangsiri, Thanakitpipattana & Luangsa-ard 【よく似た種との区別】 Ophiocordyceps laosensis ラオスに分布する 同じハエ目昆虫を宿主とする 子座が桿形 結実部にほぼ球形の表面突起を有する ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイにおける分布が知られていない 本種より子嚢殻の孔口が細長い 本種より子嚢のサイズが常に大きい 本種より部分胞子のサイズが常に大きい ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Ophiocordyceps muscidarum Y. P. Xiao, K.D. Hyde & Y. Yang 【よく似た種との区別】 Ophiocordyceps calliphoridarum 中国に分布する 同じハエ目昆虫を宿主とする ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり宿主がイエバエ科ではなくクロバエ科昆虫である 本種より子嚢のサイズが顕著に大きい 本種より部分胞子のサイズが顕著に大きい ITS+nrLSU+tef-1α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される