2026年4月1日 (仮訳)サルデーニャ島で採集されたPseudosperma属3新種 Sanna, M. et al. 2026. Three new species of the genus Pseudosperma collected in Sardinia. RMR Boll. AMER. Available at: https://www.ameronlus.it/ojs/index.php/rmr/article/view/388 [Accessed April 1, 2026] 【R3-13762】2026/4/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、サルデーニャ島で採集された菌を検討し、Pseudosperma dominariense、P. coloniense、およびP. flagellatumの3新種を記載した。 P. dominarienseは傘に明瞭な中丘を有し、担子胞子が大型で縁シスチジアが多型であること、P. colonienseは傘に幅広い中丘を有し、蜂蜜油のような臭いがあり、側シスチジアが多型であることなどで特徴づけられた。 P. flagellatumはは表皮が亀裂状に裂け、傘縁部に被膜を伴い、柄シスチジアが洋梨形であることなどで特徴づけられた。 Italy, Laconi (OR), Loc. “Su Dominariu” (新種) Pseudosperma dominariense M. Sanna, A. Mua, M. Melis, M. Casula, A.N.M. Furtado & A.C. Rinaldi 語源…(Su) Dominariu産の 【よく似た種との区別】 Pseudosperma flavorimosum ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなくパキスタンなどに分布する 本種と異なり傘に突出した中丘を有する 本種と異なり襞が初め黄褐色でのち暗褐色 本種と異なり柄が暗褐色 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より縁シスチジアのサイズが小さい 本種と異なり傘表皮が結晶を欠く毛状被である ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma subvolvatum 同じコナラ属の樹下に生じる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりQuercus pubescensではなくPopulus albaおよびQuercus ilexの樹下に生じる 本種より表皮がより密である 本種と異なり襞が初め帯白色~帯灰色でのち帯オリーブ褐色 本種より柄が長い 本種と異なり柄の基部に偽つぼを形成する被膜の名残を有する 本種と異なり子実体の臭いが複雑で草っぽく、ジャガイモの皮に酸敗油を混ぜた臭いで精子様の臭いは僅かである 本種より担子胞子が僅かに長い 本種より縁シスチジアが短い 本種と異なり表皮がややゼラチン化する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma californicum ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなく米国などに分布する 本種より担子胞子が平均的に長い 本種と異なり担子胞子が円筒形~楕円形で時に狭窄する 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma umbrinellum(オオトマヤタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりQuercus pubescensではなくPopulus nigraの樹下に生じる 本種と異なり傘が暗色または鈍灰色で中心が肉桂暗色 本種と異なり襞が白色~粘土色で縁部が白色 本種と異なり柄基部が褐色を帯びる 本種と異なり柄表面が繊維状~粉状で頂部が糠状~やや羊毛状 本種と異なり柄基部がやや塊茎状 本種と異なり被膜が白色 本種と異なり被膜がクモの巣膜状 本種と異なり子実体が無臭 本種と異なり担子胞子が腎臓形 本種より縁シスチジアが長い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形で時にやや紡錘形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma melleum 地中海地域に分布鵜sる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が帯黄褐橙色 本種と異なり柄が高さ10 cmに達する 本種より柄の形状がずっと細長い 本種と異なり子実体に特徴的な強い蜂蜜様の臭いを有する 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より縁シスチジアが短い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma permelliolens 同じコナラ属の樹下に生じる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブナ属、トウヒ属、カラマツ属、マツ属の樹下に生じる 本種と異なり子実体に強い蜂蜜様の臭いを有する 本種より担子胞子が平均的に長い 本種より担子胞子の幅が平均的に狭い 本種と異なり縁シスチジアが円筒形またはやや小嚢状 本種より縁シスチジアが平均的に長い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma rimosum(オオキヌハダトマヤタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が藁黄色、黄褐色、または黄土褐色 本種と異なり襞が褐色で明瞭なオリーブ色を帯びる 本種と異なり肉が帯白色で柄では藁色 本種と異なり子実体に少なくとも切断時精子様の臭いを有する 本種より担子胞子が平均的に短い 本種と異なり担子胞子が(類)円筒形、(類)豆形または(類)扁桃形 本種より縁シスチジアが長い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Italy, Laconi (OR), Loc. “Su Dominariu”, Ippodromo area (新種) Pseudosperma flagellatum M. Sanna, A. Mua, M. Casula, M. Melis, A.N.M. Furtado & A.C. Rinaldi 語源…鞭の(表皮が鞭打ちを受けたような外観を呈することから) 【よく似た種との区別】 Pseudosperma guttuliferum ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり高山性の種である 本種と異なりQuercus ilexではなくSalix retusaおよびS. reticulataの樹下に生じる 本種と異なり襞がオリーブ色を帯びる 本種と異なり柄が顕著に塊茎状 本種と異なり肉が無臭 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい 本種より縁シスチジアのサイズが僅かに大きい 本種と異なり縁シスチジアにNH4OH中で油滴を有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma umbrinellum(オオトマヤタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘にしばしば鋭い中丘を有する 本種と異なり肉に明瞭な精子様の臭いを有する 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり縁シスチジアが上端に向かって狭窄する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma napaeanum ヨーロッパに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなくドイツに分布する 本種と異なりQuercus ilexではなくPinus mugo、Dryas octopetala、Helianthemum nummulariumなどの下に生じる 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり襞が黄色~黄褐色 本種より担子器が僅かに短い 本種より担子胞子の平均幅が広い 本種と異なり担子胞子がやや扁桃形 本種より縁シスチジアのサイズが大きい 本種と異なり縁シスチジアがしばしば偽頭状 本種と異なり柄シスチジアがしばしば偽頭状または乳頭状 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma ponderosum ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体がずんぐりとした重厚な形状である 本種と異なり傘が銅褐色で黄色味を帯びない 本種と異なり襞にしばしば黄色の斑点をあらわす傾向がある 本種と異なりクモの巣膜がより豊富である 本種と異なりクモの巣膜が幼時しばしば羊毛状綿毛状 本種と異なり表皮にしばしば黄色の斑点をあらわす傾向がある 本種と異なり子実体に複雑な臭いを有する 本種より縁シスチジアが比較的短く幅狭い 本種と異なり縁シスチジアが円筒状棍棒形 Pseudosperma conviviale イタリアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が帯黄色~黄褐色 本種と異なり傘に被膜表皮を有さない 本種と異なり柄の形状が細長い 本種と異なり子実体に蜂蜜様の臭いがありInosperma cookeiを思わせる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より縁シスチジアのサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma rimosum(オオキヌハダトマヤタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が藁黄色、黄褐色、または黄土褐色 本種と異なり襞が褐色で明瞭な帯オリーブ色 本種と異なり肉が帯白色で柄では藁色 本種より担子胞子が僅かに長い 本種と異なり担子胞子が(類)円筒形、(類)豆形または(類)扁桃形 本種より縁シスチジアが長い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma coloniense イタリアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が褐色~褐黄色でない 本種と異なり傘表面が強く亀裂状で縁部に早落性の被膜の名残を有するという特徴を欠く 本種と異なり襞が成熟時淡黄褐色で僅かにオリーブ色を帯びるという特徴を欠く 本種と異なり柄が初め帯白色でのち黄褐色という特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より縁シスチジアが長い 本種と異なり縁シスチジアが(類)便腹形または(類)小嚢状でない 本種より柄シスチジアが僅かに短い 本種と異なり柄シスチジア様要素が洋梨形という特徴を欠く ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Italy, Dolianova (CA), Loc. “Sa Colonia” (新種) Pseudosperma coloniense A. Mua, M. Sanna, M. Melis, M. Casula, A.N.M. Furtado & A.C. Rinaldi 語源…(Sa) Colonia産の 【よく似た種との区別】 Pseudosperma umbrinellum(オオトマヤタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘にしばしば鋭い中丘を有する 本種と異なり肉に明瞭な精子臭を有する 本種より担子胞子のサイズ僅かに大きい 本種と異なり縁シスチジアが上端に向かって狭窄する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma napaeanum ヨーロッパに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなくドイツなどに分布する 本種と異なりQuercus ilex等ではなくPinus mugo、Dryas octopetala、Helianthemum nummulariumなどの下に生じる 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり襞が黄色~黄土黄色 本種より担子器の幅が僅かに狭い 本種より担子胞子の平均サイズが大きい 本種と異なり担子胞子がやや扁桃形 本種より縁シスチジアのサイズが僅かに大きい 本種と異なり縁シスチジアがしばしば偽頭状 本種と異なり柄シスチジアがしばしば偽頭状または乳頭状 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma calciphilum イタリアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘の中丘が低い 本種と異なり傘表面に明瞭な被膜の名残を有する 本種と異なり襞が成熟時ベージュ色 本種より柄が僅かに頑丈である 本種と異なり柄基部にさび褐色の斑点をあらわす 本種と異なり肉に草っぽく精子臭の成分を含む 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より縁シスチジアのサイズが大きい 本種と異なり縁シスチジアが洋梨形のことがある 本種と異なり柄シスチジアが柄の中位1/3にも存在する 本種より柄シスチジアのサイズが大きい 本種と異なり傘表皮がややゼラチン化する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma flagellatum イタリアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が褐色~褐黄色 本種と異なり傘表面が強く亀裂状で縁部に早落性の被膜の名残を有する 本種と異なり襞が成熟時淡黄褐色で僅かにオリーブ色を帯びる 本種と異なり柄が初め帯白色でのち黄褐色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より縁シスチジアが短い 本種と異なり縁シスチジアが(類)便腹形または(類)小嚢状 本種より柄シスチジアが僅かに長い 本種と異なり柄シスチジア様要素が洋梨形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma guttuliferum ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり高山性の種である 本種と異なり襞がいくぶん帯オリーブ色 本種と異なり柄が顕著に塊茎状 本種と異なり肉が無臭である 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より縁シスチジアの幅が僅かに広い 本種と異なり縁シスチジアがNH4OH中で油滴を有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma melleum 地中海地域に分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が黄褐橙色 本種と異なり柄が高さ10 cmに達する 本種より柄の形状がずっと細長い 本種と異なり子実体に特徴的な強い蜂蜜様の臭いを有する 本種より担子胞子が長い 本種より縁シスチジアが僅かに短い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma rimosum(オオキヌハダトマヤタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が藁黄色、黄褐色、または黄土褐色 本種と異なり傘表面が初め平滑でのち顕著な繊維状 本種と異なり襞が褐色で明瞭なオリーブ色を帯びる 本種と異なり肉が帯白色で柄では藁色 本種と異なり子実体に少なくとも切断時精子様の臭いを有する 本種より担子胞子が長い 本種と異なり担子胞子が(類)円筒形、(類)豆形または(類)扁桃形 本種より縁シスチジアが長い 本種と異なり縁シスチジアに時に隔壁を有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される