2018年4月2日 (仮訳)トルコにおいて石灰岩に生じたアジア新産のクロサビゴケ科地衣3種、およびPlacynthium posterulumの子器の記載 Aptroot, A., Yazici, K. & Košuthová, A., 2015. Three Placynthiaceae reported new to Asia from limestone in Turkey, with the description of the apothecia of Placynthium posterulum. Herzogia. Available at: http://www.bioone.org/doi/10.13158/heia.28.1.2015.288 [Accessed April 2, 2018]. 【R3-04996】2018/4/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコにおいて石灰岩に生じたCollolechia caesia、Placynthium hungaricum、およびP. posterulumをアジア新産種として報告した。 また、従来不稔の種として知られていたP. posterulumの子器を報告した。 本種の子器は果托の縁を有し、この特徴はP. stenophyllumのみで知られていたことから、両種の類縁性が示唆された。 (アジア、トルコ新産種) Collolechia caesia (Fr.) A. Massal. (アジア、トルコ新産種) Placynthium hungaricum Gyeln. (アジア、トルコ新産種) Placynthium posterulum (Nyl.) Henssen 【よく似た種との区別】 Placynthium stenophyllum 形態的に類似している(過去に混同されたことがある) 果托の縁を有する 本種と異なり中欧およびトルコではなくアメリカのみに分布する 本種ほど裂片が基質に圧着されない 本種より裂片が長い 本種ほど裂片が分枝しない