2026年3月2日 (仮訳)パキスタン、パンジャーブ州産のConocybe属2新種 Jin, Y. et al. 2026. Two new species of the genus Conocybe (Agaricales, Bolbitiaceae) from Punjab, Pakistan. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/177354/ [Accessed March 2, 2026] 【R3-13674】2026/3/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、パンジャーブ州のインダス川河床で採集された2種の菌を検討し、Conocybe kotadduensisおよびC. safariensisとして新種記載した。 前者は傘がビロード状で粘性を欠き、担子胞子が扁桃形~卵状、縁シスチジアの形状が多様であること、後者は担子胞子が倒卵状~涙形で側シスチジアを欠くことなどで特徴づけられた。 両種はPilosellae節に属し、分子系統解析で独自の系統を形成した。 Pakistan, Punjab, Kot Addu District, bed of Indus River (新種) Conocybe kotadduensis Haqnawaz, Niazi & Khalid 語源…コットアッドゥ産の 【よく似た種との区別】 Conocybe nitrophila 南アジアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりパキスタンではなく中国、インドなどに分布する 本種と異なり傘が淡黄色ではなく橙白色 本種と異なり傘が放物線形で縁部が規則形~僅かに円鋸歯状なのではなく半球形~僅かに凸形 本種と異なり傘表面がビロード状ではなく平滑 本種と異なり傘表面が吸水性であり、新鮮時に厚い粘質の被膜と粘性を伴う 本種と異なり柄表面が粗面ではなく平滑 本種と異なり担子胞子が扁桃形~卵状ではなく広楕円形~卵形 本種と異なり担子器の幅が広いという特徴を欠く 本種と異なり担子器が主に2胞子性という特徴を欠く 本種と異なり担子胞子が帯黄色~僅かに淡褐色ではなく帯橙褐色~赤褐色 本種と異なり縁シスチジアが徳利形、広紡錘形、円筒形などではなく棍棒形 本種と異なり傘表皮細胞が有柄球状~倒卵状、球形~類球形ではなく広円筒形~棍棒形のみである ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Conocybe pilosella アジアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりパキスタンではなく中国などに分布する 本種と異なり傘がやや毛状で毛が密生する 本種と異なり担子器が主に2胞子性ではなく4胞子性 本種と異なり担子胞子に発芽孔を有するのではなく欠く 本種と異なり傘シスチジアが徳利形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Conocybe pseudocrispa アジアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりパキスタンではなく中国などに分布する 本種と異なり傘がオイスターホワイトで中央部が緑ベージュ~象牙色 本種と異なり襞が狭く直生する 本種と異なり襞がベージュ褐色~黄褐色 本種と異なり柄基部の幅が広い 本種と異なり柄表面に縦方向の条線と微細な毛を有する 本種と異なり担子胞子が蜜黄色~黄褐色 本種と異なり担子胞子が楕円形~長楕円形 本種と異なり柄表皮細胞が類球形、瓶形、槍形である ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pakistan, Punjab, Kot Addu District, bed of Indus River (新種) Conocybe safariensis Niazi, Haqnawaz & Khalid 語源…サファリ(パーク)産の 【よく似た種との区別】 Conocybe ceracea アジアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりパキスタンではなく中国などに分布する 本種と異なり鉢植えのラン科植物の下などに発生する 本種と異なり傘が半球形、レンズ形、鈍円錐形、のちに凸形~扁平で縁部が直線状なのではなく類球形、放物線形~類円筒形で縁部が内側に巻く 本種と異なり傘表面に析出したワックスの結晶を有する 本種と異なり担子胞子が蜜黄色~メロン黄色 本種と異なり担子胞子が倒卵状~涙形ではなく楕円形~長楕円形および卵状 本種と異なり側シスチジアを欠くのではなく有する 本種と異なり縁シスチジアが倒卵状、楕円形~球形でない 本種と異なり柄シスチジアが楕円形~広楕円形、棍棒形~広棍棒形ではなく類球形、瓶形、円筒形、槍形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Conocybe himalayana アジアに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりパキスタンではなく中国などに分布する 本種と異なり草地に生息する 本種と異なり傘が橙褐色 本種と異なり傘が半球形、レンズ形、鈍円錐形、のちに凸形~扁平で縁部が直線状なのではなく類球形で縁部が下向きに巻く 本種と異なり傘表面が微かに微毛状 本種と異なり柄基部が時に塊茎状 本種と異なり担子胞子が倒卵状~涙形ではなく卵状~楕円形 本種と異なり縁シスチジアが倒卵状、楕円形~球形ではなく瓶形