2019年1月24日 (仮訳)ヘマタムノール酸を含む南アフリカ産の新種、Xanthoparmelia krcmarii Wirth, V. & Sipman, HJM. 2018. Xanthoparmelia krcmarii, a new species from South Africa with haemathamnolic acid. Herzogia. Available at: https://bioone.org/journals/herzogia/volume-31/issue-p1/heia.31.1.2018.505/Xanthoparmelia-krcmarii-a-New-Species-from-South-Africa-with-Haemathamnolic/10.13158/heia.31.1.2018.505.short [Accessed January 24, 2019] 【R3-05886】2019/1/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南アフリカ、西ケープ州で採集された地衣の一種を検討し、Xanthoparmelia krcmariiとして新種記載した。 本種は裂片先端が粗い粉状、子器盤が黒色、子嚢胞子が類球形で、地衣成分としてヘマタムノール酸を含むことなどで特徴づけられた。 キクバゴケ属地衣からのヘマタムノール酸の報告は初となった。 South Africa, Western Cape, Cape Winelands, Breede River DC., Klein Cedarberg (新種) Xanthoparmelia krcmarii Sipman & V.Wirth 語源…ドイツの生物学者および農夫であるPeter Krcmar氏に献名 【よく似た種との区別】 Xanthoparmelia toninioides 裂片が鈍頭 裂片先端表面が粗い粉状 子器盤が黒色 本種と異なり地衣成分としてヒポプロトセトラル酸および”4-O-demethylnotatic acid”類を含む 本種と異なり地衣成分としてヘマタムノール酸およびクリプトタムノール酸を含まない Xanthoparmelia bibax 裂片が鈍頭 裂片先端表面が粗い粉状 子器盤が黒色 本種と異なり地衣成分としてヒポプロトセトラル酸および”4-O-demethylnotatic acid”類を含む 本種と異なり地衣成分としてヘマタムノール酸およびクリプトタムノール酸を含まない