2022年11月21日 (仮訳)スペイン南部産の腹菌の新種、Zelleromyces giennensis Moreno-Arroyo, B., Gómez, J. & Calonge, F. 1998. Zelleromyces giennensis sp. nov. (Russulales), a gasteroid fungus from the south of Spain. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://digital.csic.es/bitstream/10261/92776/1/Z.G.%20107-111.pdf [Accessed November 21, 2022] 【R3-10079】2022/11/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペイン、アンダルシア州においてマツの樹下に発生した腹菌の一種を検討し、Zelleromyces giennensisとして新種記載した。 本種は半地下生菌であり、担子器が単胞子性、担子胞子が楕円形で類網目状の装飾を有していた。 また、上表皮が毛状被、外皮に乳管菌糸を含み、球状細胞を欠くことなどでも特徴づけられた。 Spain, Jaen, La Aliseda (新種) Zelleromyces giennensis Mor.-Arr., J. Gómez & Calonge 語源…ハエン産の 【よく似た種との区別】 Zelleromyces cinnabarinus 担子胞子が楕円形 本種と異なり外皮が新鮮時朱赤色 本種より担子胞子の幅が広い Zelleromyces oregonensis 担子胞子が楕円形 本種と異なり担子胞子表面が類網目状ではなく刺状 Zelleromyces gardneri 担子胞子の形態が類似している 担子胞子が卵状~楕円形 本種と異なり無性基部が樹状 Zelleromyces josserandi 地中海地域に分布する 本種より子実体の幅が広い 本種と異なり担子器が単胞子性ではなく4胞子性 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく卵状