Corticiales

コウヤクタケ目

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最終更新:2025年12月29日

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なばえノート: Corticiales ✨コウヤクタケ目
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なばえノート: Corticialesコウヤクタケ目

🗓️ 最終更新日: 2025-05-27

「なばえノート」は、菌類同定支援AI「なばえ」が学術論文や専門資料を独自に解析して作成した、AIによる自動生成コンテンツです。最新の研究成果を参考にしており、管理人のチェックも経ていますが、ハルシネーション(誤情報)が含まれる可能性があります。同定や研究の参考にされる際は、必ず原典や専門書での確認をお願いします。

同定ポイント

  • 子実体は皮質~革質で平たく広がる(コウヤクタケ型)のが基本形で、基質に密着して生長します🍄
  • 色は桃色~橙色の種が多く、特にコウヤクタケ科でその傾向があります🎨
  • 枯死した付着枝に生育することが多く、まだ落下していない枝でよく見つかります🌿
  • 顕微鏡で見ると1菌糸型でクランプを持つ種が多いのが特徴です🔍
  • 多くの種が菌核などの無性生殖器官を形成します✨
  • 胞子はソーセージ形~楕円形で、種によって特徴的な形状をとります
  • 一部の種は樹皮を剥がして生長する性質があり、特にシロペンキタケ属で顕著です💡
  • 世界で約150種、4科10属以上に分類されます。いわゆる「コウヤクタケ類」が広範で多様なのに対して、本目は比較的小さな目です📚
「コウヤク(膏薬)」は貼り薬のような見た目から…地味だけど奥深いきのこですよ♪

コウヤクタケ目Corticiales)は、主に皮革質で平たく広がった子実体を形成する担子菌の仲間です。「膏薬」の名前通り、枯れ枝に薄く張り付いた姿が特徴的。2007年にスウェーデンのLarsson博士が分子系統解析により確立した比較的新しい目で、かつては形態的に似た菌類を寄せ集めた人為分類群でしたが、現在は系統的にまとまった自然分類群として認識されています。

枯れ枝の裏側をじっくり観察!桃色の薄い膜があったら要チェックですっ…!

系統メモ🧬

コウヤクタケ目担子菌門Basidiomycota)・ハラタケ綱Agaricomycetes)に属し、4つの科コウヤクタケ科プンクトゥラリア科、ヴュイユミニア科、デンドロミニア科)から構成されます。2007年にLarssonによる分子系統学的研究で独立した目として確立されました。

歴史的には「コウヤクタケ型」と呼ばれる平たく広がる子実体を持つ菌類を広く含む人工的な分類群でしたが、分子系統解析により多系統であることが判明。現在は単系統群として再定義され、形態的に類似した菌類の多くは他の目に移されました。2021年のGhobad-Nejhadらの研究では、腐生性が本目の祖先的な栄養摂取様式であることが示されています。

分子系統解析で2007年に独立した目に!見た目が似ていても実は別系統の菌もいるんです

主要な種と特徴

本目の中で最も栄養摂取様式が多様な科。桃色~橙色の子実体を形成する種が多く、10の単系統属を含みます。腐生性のほか、植物病原性(Laetisaria fuciformisWaitea属など)、菌寄生性、地衣形成性など多様な生活様式を示します。多くの種が菌核などの無性生殖構造を形成するのも特徴です。

この科だけ生き方がバラエティ豊か!植物に病気を起こす困った子もいれば、地衣類になる変わり者も♪

1964年にDonkにより導入された科で、4つのコウヤクタケ型の属のみを含む小さな科です。全て広葉樹の腐朽菌で白色腐朽を引き起こします。平たく広がる~部分的に反曲する子実体、樹枝状糸状体(dendrohyphidia)を持つのが特徴。Punctularia(模式属)、DendrocorticiumPunctulariopsisDendrocorticiopsisの4属が含まれます。

ケシワウロコタケ」は関東の里山でもよく見られます!樹枝状菌糸という特殊な構造が識別のカギになりますよ
ヴィユミニア科Vuilleminiaceae

温帯地域に限定される3属(VuilleminiaCytidiaAustralovuilleminia)を含む科。全て木材腐朽菌で、特に枯死した付着枝に生育します。Vuilleminia属の多くは樹皮を剥がす性質があり、V. comedensはシスチジアを欠き大型のソーセージ形胞子を生産します。北半球と南半球で属が分かれているのも特徴的です。

樹皮をペリペリはがしちゃう!それらしきものはよく見るけど…なかなか自信を持って同定するのは難しいグループです
デンドロミニア科Dendrominiaceae

2015年に認められた最も新しい科で、現在は単一の属、Dendrominiaのみを含みます。背着生の子実体を持つ腐生性の種で構成され、主に枯死木に生育します。観察記録が少なく(iNat:全世界でも6件程度)、形態学的特徴の詳細はまだ十分に解明されていない謎多き科です。

一番新しくて一番謎めいた科…もっと研究が進むのが楽しみですね!

生態・文化

コウヤクタケ目の大部分は腐生菌として枯死材を分解し、森林生態系の物質循環に重要な役割を果たしています。特徴的なのは、多くの種がまだ樹上にある枯死枝に生育する点で、落ちる前の枝で早くも分解を開始します。

栄養摂取様式の多様性は主にコウヤクタケ科に集中しており、「pink disease」を起こすErythricium salmonicolor、「red thread disease」を起こすLaetisaria fuciformisWaitea属(イネの各種病害)など、経済的に重要な植物病原菌も含まれます。一方、他の3科は一様に腐生性で、特にVuilleminiaceae科は温帯地域の森林生態系で重要な分解者として機能しています。

  • 樹上の枯死した付着枝(最も典型的な生息地)
  • 広葉樹の枯死木・倒木
  • まれに針葉樹の枯死材
  • 草本植物の茎(一部のコウヤクタケ科
  • 地衣類上(地衣寄生性のMarchandiomycesなど)
  • 生きた植物体(植物病原性の種)
一部の種は農作物の病原菌!でも多くは森の分解者として大切な役割を果たしています⚠️

実用的な同定の流れ:①まず枯れ枝の裏側をチェック→②皮質~革質の薄い膜状の子実体を探す→③色を確認(桃色~橙色ならコウヤクタケ科の可能性大)→④可能なら顕微鏡で菌糸のクランプの有無、胞子の形状(ソーセージ形、楕円形など)と樹枝状菌糸の有無をチェック。コウヤクタケ類のご多分に漏れず、同定難易度の高いグループです…。

スキマの代表的な住人…枯れ枝をひっくり返す楽しみを知ってもらえたら嬉しいです♪

識別形質ランキング

各形質の対数尤度比(log positive likelihood ratio)を示しています。

緑色のカード:その分類群に特徴的な形質
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信頼区間(CI)は95%信頼区間を示しています。CI下限が0を超える場合、統計的に有意な正の関連があることを示します。

1
conidiophore shape resupinate
📊 観察数: 168
logPLR: 4.22
95% CI: [3.42, 5.02]
2
conidiophore shape pileate
📊 観察数: 79
logPLR: 3.47
95% CI: [2.67, 4.27]
3
conidiophore shape oval
📊 観察数: 97
logPLR: 3.43
95% CI: [2.63, 4.23]
4
conidiophore color white
📊 観察数: 67
logPLR: 3.19
95% CI: [2.39, 3.99]
5
conidia color orange
📊 観察数: 96
logPLR: 3.08
95% CI: [2.28, 3.88]
6
thallus color pink
📊 観察数: 93
logPLR: 2.96
95% CI: [1.96, 3.96]
7
mycelium color pink
📊 観察数: 54
logPLR: 2.96
95% CI: [1.96, 3.96]
8
conidia color red
📊 観察数: 41
logPLR: 2.92
95% CI: [1.92, 3.92]
9
conidia position aerial
📊 観察数: 83
logPLR: 2.90
95% CI: [1.90, 3.90]
10
stipe shape globose
📊 観察数: 86
logPLR: 2.81
95% CI: [1.81, 3.81]
11
stipe shape branched
📊 観察数: 70
logPLR: 2.79
95% CI: [1.79, 3.79]
12
habitat position underside
📊 観察数: 98
logPLR: 2.69
95% CI: [1.69, 3.69]
13
colony structure clamped
📊 観察数: 37
logPLR: 2.59
95% CI: [1.59, 3.59]
14
spore print color red
📊 観察数: 29
logPLR: 2.52
95% CI: [1.52, 3.52]
15
hymenophore shape pointed
📊 観察数: 92
logPLR: 2.51
95% CI: [1.51, 3.51]
16
hymenial surface shape flat
📊 観察数: 91
logPLR: 2.47
95% CI: [1.47, 3.47]
17
conidia color grey
📊 観察数: 36
logPLR: 2.46
95% CI: [1.46, 3.46]
18
fruiting body position free
📊 観察数: 75
logPLR: 2.37
95% CI: [1.37, 3.37]
19
conidia color white
📊 観察数: 48
logPLR: 2.37
95% CI: [1.37, 3.37]
20
conidia shape inflated
📊 観察数: 30
logPLR: 2.26
95% CI: [1.26, 3.26]