2026年3月27日 (仮訳)形態形質および系統解析により明らかになった中国チベット自治区産の材生息菌4新種 Zhou, H-M. et al. 2024. Morphological characteristics and phylogenetic analyses revealed four new wood inhabiting fungi (Agaricomycetes, Basidiomycota) in Xizang Autonomous Region, China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/125831/ [Accessed March 27, 2026] 【R3-13749】2026/3/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国、チベット自治区のモミ林で採集された菌を検討し、Calocera ramaria、Ceraceomyces rhizomorphus、Leptosporomyces linzhiensis、およびRamaria xizangensisを新種記載した。 Ca. ramariaは子実体が鮮橙色膠質で分枝し、担子胞子に通常4隔壁を持つこと、Ce. rhizomorphusは子実層面がメルリオイドで根状菌糸束を伴い、担子胞子が小型円筒形でクランプを有することなどで特徴づけられた。 L. linzhiensisは子実体が白色で新鮮時帯桃色、担子胞子が極めて小型の長楕円形~円筒形で、R. xizangensisは子実体が分枝し、担子胞子が大型楕円形~円筒形疣状であることなどで特徴づけられた。 中国チベット自治区ニンティ市色季拉国家森林公園 (新種) Calocera ramaria C.L. Zhao & H.M. Zhou 語源…枝状の(子実体の形状から) 【よく似た種との区別】 Calocera tibetica 中国に分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子の幅が広い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Calocera viscosa(ニカワホウキタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくスウェーデン、ドイツなどに分布する 本種と異なり担子胞子の隔壁数が成熟時通常4ではなく1 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Calocera cornea(ツノフノリタケ) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくスウェーデン、カナダなどに分布する 本種と担子胞子のサイズが異なる 本種と異なり担子胞子の隔壁数が成熟時通常4ではなく1 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国チベット自治区ニンティ市色季拉国家森林公園 (新種) Ceraceomyces rhizomorphus C.L. Zhao & H.M. Zhou 語源…根状菌糸束の 【よく似た種との区別】 Ceraceomyces yunnanensis 中国に分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ceraceomyces borealis ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくスウェーデンなどに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ceraceomyces tessulatus(イトツキマクコウヤクタケ) 子実体が新鮮時帯黄色 根状菌糸束を有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国、スウェーデンなどに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が円筒形ではなく楕円形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ceraceomyces bizonatus アジアに分布する 本種より担子胞子が短い Ceraceomyces reidii アジアに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい Ceraceomyces simulans アジアに分布する 本種より担子胞子が長い 中国チベット自治区ニンティ市色季拉国家森林公園 (新種) Leptosporomyces linzhiensis C.L. Zhao & H.M. Zhou 語源…ニンティ産の 【よく似た種との区別】 Leptosporomyces thindii アジアに分布する 子実体が白色 本種より担子胞子の幅が広い Leptosporomyces septentrionalis ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 子実体が白色 担子胞子が円筒形 本種と異なり中国ではなく米国、スウェーデン、ノルウェーなどに分布する 本種より担子胞子が僅かに短い 本種と異なり担子器が2–4胞子性 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptosporomyces roseus 形態的に類似している(容易に混同される) 本種より担子胞子が短い Leptosporomyces fuscostratus ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国などに分布する 本種より担子胞子の幅が広い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国チベット自治区ニンティ市色季拉国家森林公園 (新種) Ramaria xizangensis C.L. Zhao & H.M. Zhou 語源…チベット産の 【よく似た種との区別】 Ramaria celerivirescens ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国などに分布する 本種より担子胞子の幅が僅かに広い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ramaria claviramulata ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国などに分布する 本種と異なり子実体がクリーム色~帯褐色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ramaria indoyunnaniana 雲南省に分布する 子実体が桃色 本種より担子胞子が短い