2023年10月20日 (仮訳)熱帯果実の炭疽病の病原菌としてよく見られる種は何か? Udayanga, D. et al. 2013. What are the common anthracnose pathogens of tropical fruits? Fungal Diversity. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s13225-013-0257-2 [Accessed October 20, 2023] 【R3-11077】2023/10/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 栽培および野生の果実とタイ北部産の草本から分離されたColletotrichum属菌について、多遺伝子分子系統解析および形態学的検討を実施した。 従来C. siamense複合種とされてきたグループに広範な遺伝的多様性・宿主多様性が認められた。 タイ産の新種としてフトモモ属およびミカン属植物に見出されたC. syzygicolaを記載した。 Thailand, Chiang Rai Province, Nang Lae, Fah-Thai market (新種) Colletotrichum syzygicola Udayanga, Manamgoda, K. D. Hyde 語源…フトモモ属に生息する 【よく似た種との区別】 Colletotrichum cordylinicola タイに分布する ITSおよびACT+TUB2+CAL+GS+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフトモモ属ではなくセンネンボク属植物を宿主とする 本種と異なり果実に感染するという特徴を欠く ACT+TUB2+CAL+GS+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される