2026年1月3日 (仮訳)中国貴州省および広西チワン族自治区の南盤江流域における木材腐朽性淡水生菌類の生物多様性および15種の記載 Bao, DF. et al. 2025. Biodiversity of lignicolous freshwater fungi from the Nanpan River Basin in Guizhou and Guangxi Provinces, China, with descriptions of fifteen species. Mycosphere. Available at: https://www.mycosphere.org/pdf/MYCOSPHERE_16_1_29.pdf [Accessed January 3, 2026] 【R3-13498】2026/1/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国貴州省および広西チワン族自治区の南盤江流域において、水中に沈んだ腐朽材から352菌株の淡水生菌類を分離し、104属189種を同定した。 形態学的観察および分子系統解析に基づき、Apiospora submersaなど10新種を記載した。 また、Lolia dictyosporaなど5種の既知種についても形態記載を行った。 中国広西チワン族自治区隆林各族自治県革歩郷南盤江 (新種) Lolia guangxiensis D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…広西産の 【よく似た種との区別】 Lolia aquatica 子嚢殻が暗褐色~黒色 子嚢殻が球形~類球形で孔口を有する 子嚢殻が革質~やや炭質 子嚢が円筒状棍棒形で有柄 子嚢が8胞子性 子嚢に微小な眼房構造を有する 子嚢胞子が紡錘形で直線状または僅かに屈曲する 子嚢胞子に隔壁を有する ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢殻のサイズが大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種と異なり子嚢胞子が黄色~褐色ではなく黄色~帯赤褐色 本種と異なり子嚢胞子の先端から3番目または4番目の細胞が膨大するし、両端が鈍頭なのではなく3番目の細胞のみが膨大し、両端が丸い 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑ではなく粗い装飾がある ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lolia fusiformispora 子嚢胞子が褐色 子嚢胞子が紡錘形で先端から3番目または4番目の細胞が膨大する 子嚢胞子が顕著なゼラチン質の鞘に囲まれる 子嚢胞子に隔壁を有する ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国貴州省興義市南盤江 (新種) Pseudoteichospora aquatica D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…水生の 【よく似た種との区別】 Pseudoteichospora thailandensis 分生子殻が表在性または半埋生 分生子殻が単生 分生子殻が暗褐色~黒色 分生子殻が球形~類球形 分生子殻が単室 分生子形成細胞が無色 分生子形成細胞がフィアライド型 分生子形成細胞が無限生長する 分生子が楕円形~卵形 分生子表面が平滑 分生子が無隔壁 ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が無色ではなく無色~淡褐色 本種と異なり分生子の両端が丸いのではなく鈍頭 本種と異なり分生子が常に両端に2つの明瞭な油滴を含むのではなく小粒状~油滴を含む ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国広西チワン族自治区隆林各族自治県革歩郷南盤江 (新種) Tetraploa guizhouensis D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…貴州産の 【よく似た種との区別】 Tetraploa thailandica ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子本体が褐色~帯オリーブ褐色でない 本種より付属糸が長い 本種と異なり付属糸の隔壁数が2-5ではなく5-10 ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国貴州省興義市南盤江 (新種) Tetraploa nanpanjiangensis D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…南盤江産の 【よく似た種との区別】 Tetraploa submersa ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が2–3列ではなく3–5列の柱状細胞列からなる 本種と異なり分生子の各柱状細胞列の隔壁数が2–3ではなく3–5 本種と異なり分生子の頂端付属糸の数が1–3ではなく3–5 本種より分生子の付属糸が短い 本種より分生子の付属糸の隔壁数が少ない ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tetraploa verrucispora 中国に分布する 河川に生息する 水中に沈んだ材に発生する ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子本体のサイズが大きい 本種と異なり分生子が2–3列ではなく3–4列の柱状細胞からなる 本種と異なり分生子の各柱状細胞列の隔壁数が2–3ではなく3–4 本種と異なり分生子の頂端付属糸の数が1–3ではなく3–4 本種より分生子の付属糸が短い 本種と異なり分生子の付属糸の隔壁数が5–10ではなく2–4 ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国貴州省興義市南盤江 (新種) Tetraploa verrucispora D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…疣状の胞子の(分生子の表面性状から) 【よく似た種との区別】 Tetraploa nanpanjiangensis 中国に分布する 河川に生息する 水中に沈んだ材に発生する ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子本体のサイズが小さい 本種と異なり分生子が3–4列ではなく2–3列の柱状細胞からなる 本種と異なり分生子の各柱状細胞列の隔壁数が3–4ではなく2–3 本種と異なり分生子の頂端付属糸の数が3–4ではなく1–3 本種より分生子の付属糸が長い 本種と異なり分生子の付属糸の隔壁数が2–4ではなく5–10 ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tetraploa submersa ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子本体のサイズが大きい 本種と異なり分生子が3–4列ではなく3–5列の柱状細胞からなる 本種と異なり分生子の各柱状細胞列の隔壁数が3–4ではなく3–5 ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国広西チワン族自治区隆林各族自治県革歩郷南盤江 (新種) Veronaea submersa D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…水中に沈んだ 【よく似た種との区別】 Veronaea botryosa ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が長い 本種と異なり分生子が単生または鎖生するのではなく単生のみ 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が円筒形~紡錘形で両端に向かって細まるか先端が鋭く基部が尖るのではなく円筒形~洋梨形で先端が丸く基部が截断状 本種と異なり分生子の隔壁数が0–2ではなく1(–2) ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Veronaea endolichena ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が単生または鎖生するのではなく単生のみ 本種と異なり分生子の下部の細胞がより長く幅広い 本種と異なり分生子が円筒形~紡錘形で両端に向かって細まるか先端が鋭く基部が尖るのではなく円筒形~洋梨形で先端が丸く基部が截断状であり、隔壁部で強く狭窄する 本種と異なり分生子の隔壁数が0–2ではなく0–1 ITS+nrLSU+nrSSU+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国貴州省興義市南盤江 (新種) Apiospora submersa D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…水中に沈んだ 【よく似た種との区別】 Apiospora setariae ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子形成細胞のサイズが大きい 本種と異なり分生子が暗オリーブ緑色~褐色でない ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Apiospora coryli ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が暗オリーブ緑色~褐色ではなく褐色~暗褐色 本種と異なり分生子表面が平滑ではなく平滑~微細な粗面 ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国貴州省興義市南盤江 (新種) Wongia guizhouensis D.F. Bao, J.C. Kang & K.D. Hyde 語源…貴州産の 【よく似た種との区別】 Wongia fusiformis ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が長い 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子が淡褐色ではなく淡褐色~褐色で中央の細胞が僅かに濃色、両端の細胞が淡色である 本種と異なり分生子の隔壁数が3–6ではなく(1–)3 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Wongia suae 中国に分布する 河川に生息する 水中に沈んだ材に発生する 分生子柄が分化分生子柄である 分生子がモノネマである 分生子柄が分枝しない 分生子形成細胞が頂生 分生子形成細胞が多出芽型のシンポジオ状 分生子形成細胞が淡褐色 分生子形成細胞が小歯状 分生子が紡錘形、棍棒形 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が長い 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子の隔壁数が3–6ではなく(1–)3 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Wongia bambusae 分生子柄が分化分生子柄である 分生子がモノネマである 分生子柄が分枝しない 分生子形成細胞が頂生 分生子形成細胞が多出芽型のシンポジオ状 分生子形成細胞が淡褐色 分生子形成細胞が小歯状 分生子が紡錘形、棍棒形 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が長い 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子の隔壁数が3–6ではなく0–3 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国広西チワン族自治区隆林各族自治県革歩郷南盤江 (新種) Ophioceras lignicola D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…材生息性の 【よく似た種との区別】 Ophioceras guizhouensis 子嚢殻が黒色で頸部も黒色 子嚢殻が類球形または楕円形で長い頸部を持つ 子嚢殻が革質 子嚢が円筒形 子嚢が一重壁 子嚢に非アミロイド、指貫形の次端部装置を有する 子嚢胞子が無色 子嚢胞子が糸状 子嚢胞子に油滴を含む 子嚢胞子に隔壁を有する ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国広西チワン族自治区隆林各族自治県革歩郷南盤江 (新種) Neomyrmecridium submersum D.F. Bao, J.C. Kang & Y.Z. Lu 語源…水中に沈んだ 【よく似た種との区別】 Neomyrmecridium triseptatum 分生子柄が単生 分生子柄が分枝しない 分生子柄に隔壁を有する 分生子形成細胞が頂生 分生子形成細胞が多出芽型 分生子形成細胞が小歯状 分生子がほぼ無色~淡褐色 分生子が棍棒形~紡錘形 分生子基部に脱離痕を有する 分生子の隔壁数が3 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子に粘液質の鞘を欠くのではなく中央部に薄い粘液質の鞘を持つ 本種と異なり分生子表面が平滑ではなく疣状 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Lolia dictyospora Abdel-Aziz (その他掲載種) Wongia aquatica Z.L. Luo, K.D. Hyde & Hong Y. Su (その他掲載種) Wongia suae Liang Zhang, H.W. Shen & Z.L. Luo 【よく似た種との区別】 Wongia guizhouensis 中国に分布する 河川に生息する 水中に沈んだ材に発生する 分生子柄が分化分生子柄である 分生子がモノネマである 分生子柄が分枝しない 分生子形成細胞が頂生 分生子形成細胞が多出芽型のシンポジオ状 分生子形成細胞が淡褐色 分生子形成細胞が小歯状 分生子が紡錘形、棍棒形 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が短い 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子の隔壁数が(1–)3ではなく3–6 ITS+nrLSU+nrSSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Myrmecridium submersum L. Zhang & Z.L. Luo (その他掲載種) Myrmecridium schulzeri (Sacc.) Arzanlou, W. Gams & Crous