(仮訳)アジアからのLophodermium macciによるヒマラヤゴヨウおよびアレッポマツの針葉葉枯病の初報告
Ahanger, FA. et al. 2011. First Report of Needle Blight on Blue Pine (Pinus wallichiana) and Aleppo Pine (P. halepensis), Caused by Lophodermium macci, from Asia. Plant Pathology Journal. Available at: https://scialert.net/abstract/?doi=ppj.2011.181.186 [Accessed January 7, 2026] 【R3-13510】2026/1/7投稿

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3行まとめ

インド、ジャンムー・カシミール州の針葉樹林においてヒマラヤゴヨウおよびアレッポマツに発生した葉枯病を調査した。
病原菌を従来米国とカナダのみから知られていたLophodermium macciと同定し、本種をアジア新産種として報告した。
本種の分生子果を初めて報告し、黒色帯線が同属他種と隣接する場合のみ出現することを明らかにした。

(アジア、インド新産種)

Lophodermium macci Sokolski & Bérubé
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lophodermium pinastri
同じマツ属樹木を宿主とする
老成した針葉に発生する
唇部を有する
盾状子嚢殻が部分的に表皮下に形成される
盾状子嚢殻の縁部が灰色で周縁線が黒色
盾状子嚢殻の基底壁の発達が乏しい
本種と異なりHaploxylon亜属ではなくDiploxylon亜属を宿主とする
本種と異なり被覆子座が基底子座まで伸長しない
本種と異なり子嚢果が背軸ではなく全面に形成される
本種より子嚢果のサイズが大きい
本種と異なり黒色帯線を欠き、同属他種と隣接する時のみ有するのではなく豊富に有する
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子が長い
本種と異なり側糸が屈曲し膨大し、先端が分枝しないのではなく直線状で膨大せず、先端が徐々に膨大するか不規則に分枝し、時に急に膨大して球状になる
本種と異なり分生子果が楕円形~長楕円形で側面が裂けるのではなくフラスコ形~洋梨形で頂部の円形の孔口が開口する
本種より分生子がずっと短く幅狭い
Lophodermium pini-excelsae
同じマツ属樹木を宿主とする
盾状子嚢殻が表皮下に形成される
盾状子嚢殻の縁部が灰色で周縁線が黒色
ITS領域の塩基配列が類似している
本種と異なり盾状子嚢殻の両側で宿主表皮細胞を2または3個、稀に4個置換するのではなく4個、通常5個以上置換する
本種と異なり子嚢果基部に残存する宿主表皮細胞が8個以上ではなく5個以上
本種とアナモルフの形態が異なる
Lophodermium staleyi
盾状子嚢殻が表皮下に形成される
盾状子嚢殻の縁部が灰色で周縁線が黒色
本種と子嚢果の針葉に対する埋生様式が異なる