2026年2月28日 (仮訳)スイスまたはジュネーブ州における新産および興味深い地衣類 (4) Clerc, P. 2023. Lichens (Ascomycètes lichénisés) nouveaux ou intéressants pour la Suisse et/ou le canton de Genève – 4. Saussurea. Available at: https://socbotge.ch/publications [Accessed February 28, 2025] 【R3-13668】2026/2/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スイス新産種としてLecanora hyperpolytropaを報告した。 また、ティチーノ州新産種としてRamalina europaeaを報告したほか、ジュネーブ州におけるFlavoparmelia sorediansの大量発生、Squamarina subcetrarioidesの新産地等を記録した。 Flavoparmelia sorediansなど気候変動の影響により温暖な気候に適応した種が中欧において北方に分布を拡大していることを示した。 (その他掲載種) Flavoparmelia soredians (Nyl.) Hale 【よく似た種との区別】 Flavoparmelia caperata(キウメノキゴケ) 樹皮生地衣である 粉芽塊を地衣体に形成する 本種より地衣体のサイズが大きい 本種より裂片の幅が広い 本種と異なり裂片が基質にしっかり密着するのではなく緩く付着する 本種と異なり粉芽塊が地衣体表面に小さな点として現れ拡大、融合するのではなくパスチュールの中から開口して葉央の広い面を覆う 本種と異なり髄層がK+赤色ではなくK陰性 (スイス新産種) Lecanora hyperpolytropa Cl. Roux & M. Bertrand 【よく似た種との区別】 Lecanora polytropa 岩上生地衣である 子器縁部が黄緑色または淡黄褐色 地衣成分としてウスニン酸を含む 本種より広範な基質および環境に生息する 本種と異なり地衣体をほぼ欠く 本種より子器のサイズが小さい (その他掲載種) Ramalina arsenii Sérus., van den Boom & Magain 【よく似た種との区別】 Ramalina europaea スイスおよびフランスに分布する 岩上生地衣である ITS領域などに基づく分子系統解析で近縁(先行研究) 本種と異なり樹皮上にも生息する 本種と異なり粉芽塊が枝下面に形成されるのではなく地衣体先端の小刺状短枝上に発達する 本種より粉芽塊のサイズが小さい 本種と異なり粉芽塊が不規則な唇形ではなく点状および顆粒状 (ティチーノ州新産種) Ramalina europaea A. Gasparyan, H.J.M. Sipman & R. Lücking 【よく似た種との区別】 Ramalina arsenii スイスおよびフランスに分布する 岩上生地衣である ITS領域などに基づく分子系統解析で近縁(先行研究) 本種と異なり樹皮上に生息しない 本種と異なり粉芽塊が地衣体先端の小刺状短枝上に発達するのではなく枝下面に形成される 本種より粉芽塊のサイズが大きい 本種と異なり粉芽塊が点状および顆粒状ではなく不規則な唇形 (その他掲載種) Squamarina subcetrarioides (Zahlbruckner) Y.Y. Zhang 【よく似た種との区別】 Squamarina gypsacea 石灰質基質の岩上および地上に生じる 地衣体の鱗片が厚い 子器が大型 本種と異なりアルプス地域に分布が限られるのではなく主に地中海地域に分布する 本種と異なり地衣体が幼時ロゼット状でのちに不規則な形に分裂し、葉縁が多数の小鱗片に分かれるのではなくほぼ円形 本種と異なり地衣体の鱗片が幼時散在しやがて隣接するようになる 5遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(先行研究) Squamarina oleosa 5遺伝子に基づく分子系統解析で近縁(先行研究) 本種と異なりアルプス地域に分布が限られるのではなく地中海地域に分布する