2026年1月10日 (仮訳)ケトスフェリア科におけるchalara型、phaeostalagmus型、phialocephala型およびstanjehughesia型形態を示すExserticlava属および他属の再評価 Réblová, M. et al. 2024. Re-evaluation of Exserticlava and other genera in Chaetosphaeriaceae with chalara-, phaeostalagmus-, phialocephala- and stanjehughesia-like morphotypes. Persoonia. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/wfbi/pimj/2024/00000053/00000001/art00003 [Accessed January 10, 2026] 【R3-13520】2026/1/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ケトスフェリア科において、chalara型、phaeostalagmus型、phialocephala型、stanjehughesia型の形態を示す属について、形態学的検討および分子系統解析による再評価を実施した。 Exserticlava属の非単系統性を明らかにして属概念を修正するとともにExserticlavopsis属を分離し、他に新属ChalarinaとSpadicocephalaを設立した。 その他にChalarina hyalosporaとStanjehughesia silvanaの2新種を記載し、6新組み合わせを提唱した。 France, Pyrénées, Nébias, The Nature Trail and The Green Labyrinth ‘Labyrinthe Vert’ (新種) Chalarina hyalospora Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 語源…(属名)Chalara属類似の/(種小名)無色の胞子の(分生子の色から) 【よく似た種との区別】 Chalarosphaeria spp. 分生子に微小な縁飾りがある 本属と異なり分生子柄の円筒形のカラレットがベンターとほぼ同じ幅である 本属より分生子の縁飾りが顕著である 本属と異なり分生子が無隔壁である Nagrajchalara spp. 分生子の隔壁数が1 本属と異なり分生子柄のカラレットがベンターより長い 本属と異なり分生子が円筒形 本属と異なり分生子に常に隔壁を有する Cylindrocephalum spp. 分生子の隔壁数が1 本属と異なり分生子柄のカラレットがベンターより長い 本属と異なり分生子が円筒形 本属と異なり分生子に常に隔壁を有する New Zealand, West Coast Province, Victoria Forest Park, Lake Stream track c. 30 km SE of Reefton (新種) Stanjehughesia silvana Réblová 語源…森林の 【よく似た種との区別】 Stanjehughesia hormiscioides ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり子嚢胞子が成熟しても無色のままである 本種より分生子が短く僅かに幅狭い 本種と異なり分生子の頂端細胞が他の細胞と異色という特徴を欠く 本種と異なり分生子の隔壁に顕著な中央の孔を有する ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Chalarosphaeria caribensis (Hol.-Jech.) Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 旧名:Chalara caribensis Hol.-Jech. 【よく似た種との区別】 Chalarosphaeria breviclavata 形態的に非常に類似する 本種より分生子柄のベンターが狭い 本種より分生子柄のカラレットが短く狭い 本種よりフィアライドが短い 本種より分生子のサイズが小さい (新組み合わせ) Chalarosphaeria tubulicollaris (Réblová & Seifert) Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 旧名:Chaetosphaeria tubulicollaris Réblová & Seifert 【よく似た種との区別】 Chalarosphaeria breviclavata ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢胞子の最短長がやや長く、幅が広い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1-3 本種より分生子の幅が広い ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Exserticlavopsis chlorotunicata (F.A. Fernández & Huhndorf) Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 旧名:Chaetosphaeria chlorotunicata F.A. Fernández & Huhndorf 語源…(属名)Exserticlava属類似の 【よく似た種との区別】 Exserticlavopsis exserticlavoides 子嚢果の乳頭突起が黒色 子嚢果が黄色から淡褐色の粉状層に覆われる 分生子の培養下でのサイズが類似している 分生子が褐色 分生子の異隔壁数が3 ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Exserticlavopsis hiugensis 形態的に類似している 本種と異なり子嚢殻表面に緑色がかった層があり、のちに灰色に変わり、最終的に消失して子嚢殻が黒色になるという特徴を欠く 本種より子嚢が短い 本種より分生子の幅が広い (新組み合わせ) Exserticlavopsis exserticlavoides (Réblová & Seifert) Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 旧名:Chaetosphaeria exserticlavoides Réblová & Seifert 【よく似た種との区別】 Exserticlavopsis hiugensis 形態的に類似している 本種と異なり子嚢殻表面に緑色がかった層があり、のちに灰色に変わり、最終的に消失して子嚢殻が黒色になるという特徴を欠く 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり成熟した子嚢胞子の中央の細胞がほぼ無色から藁色なのではなく通常淡褐色~褐色 本種より分生子が僅かに短く幅狭い Exserticlavopsis chlorotunicata 子嚢果の乳頭突起が黒色 子嚢果が黄色から淡褐色の粉状層に覆われる 分生子の培養下でのサイズが類似している 分生子が褐色 分生子の異隔壁数が3 ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種とより子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Exserticlavopsis hiugensis (I. Hino) Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 旧名:Chaetosphaeria hiugensis I. Hino 【よく似た種との区別】 Exserticlavopsis chlorotunicata 形態的に類似している 本種と異なり子嚢殻表面に緑色がかった層があり、のちに灰色に変わり、最終的に消失して子嚢殻が黒色になる 本種より子嚢が長い 本種より分生子の幅が狭い Exserticlavopsis exserticlavoides 形態的に類似している 本種と異なり子嚢殻表面に緑色がかった層があり、のちに灰色に変わり、最終的に消失して子嚢殻が黒色になる 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり成熟した子嚢胞子の中央の細胞が通常淡褐色~褐色ではなくほぼ無色から藁色 本種より分生子が僅かに短く幅狭い (新組み合わせ) Spadicocephala fusca (W.B. Kendr.) Réblová, A.N. Mill. & Hern.-Restr. 旧名:Phialocephala fusca W.B. Kendr. 語源…(属名)栗色の頭の(コロニーの色と分生子形成構造から) (その他掲載種) Chalarosphaeria breviclavata (Nag Raj & W.B. Kendrick) W.P. Wu & Y.Z. Diao 【よく似た種との区別】 Chalarosphaeria tubulicollaris ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢胞子の最短長がやや短く、幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1-3でない 本種より分生子の幅が狭い ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Chalarosphaeria caribensis 形態的に非常に類似する 本種より分生子柄のベンターが広い 本種より分生子柄のカラレットが長く幅広い 本種よりフィアライドが長い 本種より分生子のサイズが大きい (その他掲載種) Exserticlava vasiformis (Matsushima) S. Hughes (その他掲載種) Fusichalara dimorphospora S. Hughes & Nag Raj (その他掲載種) Fusichalara dingleyae S. Hughes & Nag Raj (その他掲載種) Fusichalara novae-zelandiae S. Hughes & Nag Raj (その他掲載種) Phaeostalagmus cyclosporus (Grove) W. Gams 【よく似た種との区別】 Phaeostalagmus arbusculus 分生子柄に側枝を有する フィアライドのサイズが同一である フィアライドが疣状 本種と異なり分生子柄の分枝が対生状輪生ではなく互生でジグザグ状 本種とフィアライドの配列が異なる 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が円筒形~ソーセージ形 (その他掲載種) Phaeostalagmus tenuissimus (Corda) W. Gams 【よく似た種との区別】 Phaeostalagmus novae-zelandiae 本種と異なり分生子柄が分枝し輪生する 本種と異なりフィアライドが単生する 本種よりフィアライドの幅が狭い Sporendocladia fumosa 同じクリ属、ブナ属、コナラ属樹木に生じる 堅果に生息する ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり支持細胞を欠くのではなく有する 本種と異なりメトレを欠くのではなく有する 本種と異なりフィアライドが分生子柄上部に沿って顕著に輪生するのではなくいくぶん筆状に配列する 本種と異なりフィアライドが無色ではなく有色 本種と異なりフィアライドがアンプル形ではなく瓶形 本種と異なりカラレットが明瞭なフレア状ではなく管状で非フレア状 ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Brachiampulla verticillata 本種と分生子柄の色が異なる 本種と異なり分生子形成細胞が全出芽型 本種と異なり分生子が三日月形 (その他掲載種) Sporendocladia fumosa (Ellis & Everhart) M.J. Wingfield 【よく似た種との区別】 Phaeostalagmus tenuissimus 同じクリ属、ブナ属、コナラ属樹木に生じる 堅果に生息する ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり支持細胞を有するのではなく欠く 本種と異なりメトレを有するのではなく欠く 本種と異なりフィアライドがいくぶん筆状に配列するのではなく分生子柄上部に沿って顕著に輪生する 本種と異なりフィアライドが有色ではなく無色 本種と異なりフィアライドが瓶形ではなくアンプル形 本種と異なりカラレットが管状で非フレア状ではなく明瞭なフレア状 ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Stanjehughesia hormiscioides (Corda) Subramanian 【よく似た種との区別】 Stanjehughesia silvana ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なり子嚢胞子が成熟しても無色のままであるという特徴を欠く 本種より分生子が長い僅かに幅広い 本種と異なり分生子の頂端細胞が他の細胞と異色 本種と異なり分生子の隔壁に顕著な中央の孔を有するという特徴を欠く ITS+nrLSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Sporoschisma mirabile Berkeley & Broome (その他掲載種) Sporoschisma hemipsilum (Berkeley & Broome) Zelski, A.N. Miller, & Shearer (その他掲載種) Verhulstia trisororum Hernández-Restrepo ※この他に. Chalarosphaeria sp.を掲載した。