2026年1月1日 (仮訳)形態およびDNA配列に基づく広義Exidia属の2新種 Tohtirjap, A. et al. 2023. Two new species of Exidia sensu lato (Auriculariales, Basidiomycota) based on morphology and DNA sequences. Frontiers in Microbiology. Available at: https://www.frontiersin.org/journals/microbiology/articles/10.3389/fmicb.2022.1080290/full [Accessed January 1, 2026] 【R3-13494】2026/1/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国、フランス、オーストラリアから採集された14標本について形態学的検討および分子系統解析を実施し、広義Exidia属4種を同定した。 フランス産のE. subsaccharinaおよびオーストラリア産のTremellochaete australiensisの2新種を記載し、E. saccharinaおよびT. atlanticaを中国新産種として報告した。 ExidiaとTremellochaeteの属の境界については曖昧であり、より多くの標本と遺伝子座に基づく解析が必要と結論づけた。 France, Chaussan (新種) Exidia subsaccharina F. Wu, B. Rivoire, A. Tohtirjap & Y.C. Dai 語源…Exidia saccharina類似の(顕微鏡的形態の類似性から) 【よく似た種との区別】 Exidia saccharina ヨーロッパに分布する 針葉樹に生息する 腐朽材上に発生する 形態的に類似している(新鮮時混同のおそれがある) 子実体が帯褐色 子実体がゼラチン質 子実層面が僅かに乳頭状 担子胞子が狭ソーセージ形 担子胞子に通常油滴を欠く ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスではなくドイツ、中国などに分布する 本種より担子器のサイズが僅かに小さい 本種より担子胞子のサイズが顕著に小さい 本種と異なり側糸が通常分枝するのではなく通常分枝しない ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Exidia pithya ヨーロッパに分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりフランスではなくドイツなどに分布する 本種と異なり子実体が帯褐色ではなく黒色 本種と異なり子実体が背着生 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Australia, Melbourne, Dandenong Ranges Botanical Garden (新種) Tremellochaete australiensis F. Wu, G.M. Gates, A. Tohtirjap & Y.C. Dai 語源…オーストラリア産の 【よく似た種との区別】 Tremellochaete atlantica 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体が白色~灰色 子実体がゼラチン質 子実層面が密な乳頭状 担子胞子がソーセージ形 担子胞子に通常油滴を有する 本種と異なりオーストラリアではなくブラジル、中国などに分布する 本種より担子器が短い 本種より担子胞子が短い 本種と異なり側糸が円筒形ではなく明瞭に分枝する Tremellochaete japonica(ツブキクラゲ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体が白色~灰色 子実体がゼラチン質 子実層面が密な乳頭状 担子胞子がソーセージ形 担子胞子に通常油滴を有する 本種と異なりオーストラリアではなくロシア、中国などに分布する 本種より担子器が短い 本種より担子胞子が短い 本種と異なり側糸が円筒形ではなく明瞭に分枝する (中国新産種) Exidia saccharina (Albertini & Schweinitz) Fries 【よく似た種との区別】 Exidia subsaccharina ヨーロッパに分布する 針葉樹に生息する 腐朽材上に発生する 形態的に類似している(新鮮時混同のおそれがある) 子実体が帯褐色 子実体がゼラチン質 子実層面が僅かに乳頭状 担子胞子が狭ソーセージ形 担子胞子に通常油滴を欠く ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりドイツ、中国などではなくフランスに分布する 本種より担子器のサイズが僅かに大きい 本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい 本種と異なり側糸が通常分枝しないのではなく通常分枝する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (中国新産種) Tremellochaete atlantica Alvarenga 【よく似た種との区別】 Tremellochaete australiensis 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体が白色~灰色 子実体がゼラチン質 子実層面が密な乳頭状 担子胞子がソーセージ形 担子胞子に通常油滴を有する 本種と異なりブラジル、中国などではなくオーストラリアに分布する 本種より担子器が長い 本種より担子胞子が長い 本種と異なり側糸が明瞭に分枝するではなく円筒形