(仮訳)アフリカ産のトリュフ様菌Octaviania ivoryanaの独特な系統的位置および新属Afrocastellanoaの提唱
Orihara, T. & Smith, ME. 2017. Unique phylogenetic position of the African truffle-like fungus, Octaviania ivoryana (Boletaceae, Boletales), and the proposal of a new genus, Afrocastellanoa. Mycologia. Available at: http://dx.doi.org/10.1080/00275514.2017.1301750 [Accessed September 20, 2025] 【R3-13183】2025/9/20投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

アフリカ産のOctaviania ivoryanaのタイプ標本を検討し、系統的位置を分子系統解析により検証した。
その結果、本種が狭義のOctaviania属に含まれないことが示されたため、本種に対して新属Afrocastellanoaを提唱した。
本種は地上生の狭義のPorphyrellus属と姉妹群を形成したが、明瞭な形態的特徴を共有していなかった。

(新組み合わせ)

Afrocastellanoa ivoryana (Castellano, Verbeken & Thoen) M.E. Smith & Orihara
旧名:Octaviania ivoryana Castellano, Verbeken & Thoen
語源…(属名)アフリカ+Michael A. Castellano博士に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Octaviania spp.
子実体がトリュフ型
子実体が白色で帯青緑色に染まる
柄が短い
担子胞子の形態が類似している
担子胞子が密な刺状装飾に覆われる
担子胞子の装飾が酸性またはアルカリ性溶液中で顕著に伸長する
本種と異なり外皮が多層ではなく単層
本種と異なり子実層が顕著でないという特徴を欠く
本種と異なり子実下層が顕著でないという特徴を欠く
nrLSU+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Heliogaster columellifer(ジャガイモタケ)
シクエストレート菌である
担子胞子が密な刺状装飾に覆われる
本種と異なり子実体が柔らかい
本種と異なり外皮が多層ではなく単層
本種と異なりコルメラがいくぶん樹状である
nrLSU+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
nrLSU+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Durianella echinulata
シクエストレート菌である
担子胞子表面に円錐形の刺を有する
本種と異なり外皮が密な角錐形の疣に覆われる
本種と異なり外皮が多層ではなく単層
本種と異なり外皮組織が円筒形、非ゼラチン質~弱ゼラチン質の菌糸からなる