2025年7月20日 (仮訳)米国コロラド州、南部ロッキー山脈産の地衣の新種Ochrolechia raynori、および北米西部産無性生殖Ochrolechia属地衣の検索表 Manzitto-Tripp, EA. & Watts, JL. 2025. Ochrolechia raynori, a New Lichen Species from the Southern Rocky Mountains (Colorado, USA) and Key to Asexually Reproducing Ochrolechia in Western North America. Wild. Available at: https://www.mdpi.com/3042-4526/2/3/28 [Accessed July 20, 2025] 【R3-12996】2025/7/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国コロラド州のロッキー山脈で採集された岩上生地衣の一種を検討し、Ochrolechia raynoriとして新種記載した。 本種は分子系統解析で有性生殖種のO. upsaliensisと姉妹群を形成し、生殖様式の分化による種分化仮説を支持する結果となった。 無性生殖種のOchrolechia属19種の検索表を作成し、本種をIUCN基準により絶滅危惧IA類と評価した。 USA., Colorado. Grand County, Arapaho-Roosevelt National Forest, Indian Peaks Wilderness, Hell Canyon (新種) Ochrolechia raynori E. Tripp & J. Watts 語源…大学院生のSeth Raynor氏に献名 【よく似た種との区別】 Ochrolechia upsaliensis 米国に分布する 地衣成分の多くが共通する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり広範に分布する 本種と異なり有性世代が知られている ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ochrolechia alboflavescens ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国ではなくロシア、ノルウェーなどに分布する 本種と異なり地衣成分としてリケステリン酸およびプロトリケステリン酸を含む 本種と異なり地衣成分として”murolic acid”複合体を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ochrolechia farinacea 地衣成分として”murolic acid”複合体を含む 本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である 本種と異なり粉芽塊が癒合する 本種と異なり粉芽が淡黄色 本種と異なり子器を欠くのではなく有する 本種と異なりUV+鮮黄色 Ochrolechia turneri ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国ではなくチェコなどに分布する 本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である 本種と異なり地衣成分として”murolic acid”複合体を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ochrolechia microstictoides 米国に分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりカナダ、チェコにおける分布が知られている 本種と異なり地衣体がUV+白色 本種と異なり地衣成分としてリケステリン酸を含む ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ochrolechia gowardii ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国ではなくノルウェーなどに分布する 本種と異なり粉芽塊がC陽性 本種と異なり地衣成分としてバリオラル酸およびジロホール酸を含む ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ochrolechia sorediosa 本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である 本種と異なり粉芽塊が散在し癒合しやすい 本種と異なり粉芽塊がP+黄色 Ochrolechia minuta 本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である 本種と異なり粉芽塊がKC+淡紅色 本種と異なり粉芽塊がUV+白色 本種と異なり地衣成分としてアレクトロン酸を含む