(仮訳)Omphalotus yunnanensis:形態、分子、および毒素検出の根拠に基づき中国で発見された新種の毒きのこ
Li, Z-F. et al. 2026. Omphalotus yunnanensis: A New Poisonous Mushroom Discovered from China Based on Morphological, Molecular and Toxin-Detection Evidence. Toxins. Available at: https://www.mdpi.com/2072-6651/18/1/40 [Accessed January 23, 2026] 【R3-13559】2026/1/23投稿

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3行まとめ

中国雲南省および海南省で採集された毒きのこの一種を検討し、Omphalotus yunnanensisとして新種記載した。
本種は分子系統解析でオーストラリア産のO. nidiformisと姉妹群を形成するが、傘の形態や襞が発光しない点、担子胞子のサイズなどが異なっていた。
UPLC-MS/MS分析により本種からイルージンSが検出され、2022年から2025年にかけて中国で発生した少なくとも4件の食中毒事例との関連が確認された。
中国雲南省紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県蓮花灘郷中陵崗村Yaomaji Group 1

(新種)

Omphalotus yunnanensis Hai J. Li & Zhong-Feng Li
語源…雲南産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Omphalotus nidiformis
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なりブナ科ではなくユーカリ属、アカシア属植物などに生息する
本種より傘の直径が大きい
本種と異なり襞が生物発光を示す
本種より担子胞子のサイズが小さい
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Omphalotus guepiniformis
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より子実体のサイズが大きい
本種と異なり子実体がヒラタケ型~扇形
本種と異なり傘表面が白色~クリーム色ではなく赤褐色、青色~紫色
本種と異なり襞が生物発光を示す
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が無色または帯黄色~帯褐色である
本種と異なり担子胞子表面が薄壁時平滑、厚壁時微細な粗面~疣状
本種と異なり担子胞子が薄壁~厚壁
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Omphalotus mangensis
中国に分布する
子実体が白色
本種と異なり子実体がヒラタケ型~扇形
本種と異なり襞が生物発光を示す
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が広楕円形~類球形ではなく球形~類球形
本種と異なり担子胞子の壁が薄壁~厚壁
Omphalotus olearius
東アジアに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなくヨーロッパなどに分布する
本種と異なり襞が生物発光を示す
本種より担子胞子のサイズが小さい
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される