(仮訳)形態学的・分子系統学的解析により中国浙江省から明らかになったDiorygma属1新種
Jiang, SH. et al. 2025. A morphological and molecular analysis reveals a new species in the genus Diorygma (Graphidaceae, Ostropales) from Zhejiang Province, China. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.720.1.5 [Accessed November 3, 2025] 【R3-13316】2025/11/3投稿

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3行まとめ

中国浙江省で採集された地衣の一種を検討し、Diorygma jingningenseとして新種記載した。
本種は石灰岩に生じ、地衣体に偽皮層を有し、子嚢胞子が小型で類石垣状、地衣成分としてノルスチクチン酸およびコンノルスチクチン酸を含むことなどで特徴づけられた。
また、同調査地で記録された既知種のD. soozanumについても掲載した。
中国浙江省麗水市景寧シェ族自治県望東垟自然保護区楓水垟高山湿地保護ステーション

(新種)

Diorygma jingningense Shu H. Jiang & Z.F. Jia
語源…景寧産の
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【よく似た種との区別】
Diorygma saxicola
岩上生地衣である
本種より子囊胞子のサイズが大きい
本種と異なり子囊胞子が類石垣状でない
本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸およびコンスチクチン酸を有する
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸およびコンノルスチクチン酸を欠く
Diorygma cameroonense
本種より子囊胞子が長い
本種と異なり子囊胞子の横隔壁数が3ではなく3-5
本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸、メネガッジア酸、コンスチクチン酸を有する
Diorygma microsporum
nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなく米国などに分布する
本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である
本種と異なり子器盤が完全に露出するのではなく部分的に露出する
本種と異なり子器盤が帯赤褐色~黒色ではなく肉色~淡赤褐色
本種と異なり子器盤が薄い白色粉霜を伴うのではなく厚い白色粉霜を伴う
nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Diorygma pauciseptatum
本種より子囊胞子のサイズが大きい
本種と異なり子囊胞子の横隔壁数が3ではなく7-9
Diorygma sticticum
本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸、ヒポスチクチン酸、クリプトスチクチン酸を有する
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸およびコンノルスチクチン酸を欠く

(その他掲載種)

Diorygma soozanum (Zahlbruckner) M. Nakanishi & Kashiwadani
シロコナモジゴケ
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【よく似た種との区別】
Diorygma junghuhnii
本種と異なり子実層が主に側面で弱いI+紫青色ではなく全体が明瞭にI+紫青色を呈する