2025年8月27日 (仮訳)中国貴州省産のDiorygma属地衣の4新種 Wu, W. et al. 2025. Four new species of the lichen genus Diorygma (Graphidaceae, Ostropales) from Guizhou, China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/157714/ [Accessed August 27, 2025] 【R3-13112】2025/8/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国貴州省で採集された地衣を検討し、Diorygma guizhouenseなど4新種を記載した。 4新種はいずれも中国産既知種のD. tiantaienseに系統的に近縁であった。 各新種は特徴的な地衣成分を含み、特にD. guizhouenseとD. leigongshanenseのスチクチン酸とサラジン酸の共存は稀であった。 中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州榕江県月亮山自然保護区 (新種) Diorygma guizhouense Wei Wu & S.B. Fu 語源…貴州産の 【よく似た種との区別】 Diorygma tiantaiense 中国に分布する mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子器盤が狭く開くのではなく完全に開く 本種と異なり子実層がI+青紫色ではなくI– 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸類とサラジン酸類を含むのではなくノルスチクチン酸のみを含む mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diorygma karnatakense アジアに分布する mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくインドなどに分布する 本種と異なり子嚢胞子がI陰性ではなくI+紫色 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を欠く mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diorygma angusticarpum 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてクリプトスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含まない Diorygma salazinicum 本種と異なり子器盤が狭く開くのではなく広く開く 本種と異なり子実層がI+青紫色ではなくI– 本種と異なり地衣成分としてクリプトスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含まない 中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州雷山県雷公山国家級自然保護区 (新種) Diorygma leigongshanense Wei Wu & S.B. Fu 語源…雷公山産の 【よく似た種との区別】 Diorygma tiantaiense 中国に分布する mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子器がリレラ形ではなく卵形で開いて隆起する 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸類とサラジン酸類を含むのではなくノルスチクチン酸のみを含む mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diorygma rufopruinosum 形態的に類似している 本種と異なり子嚢胞子の周辺細胞のサイズが中央細胞と同一なのではなく顕著に小さい 本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸を含む 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含まない Diorygma chumphonense 形態的に類似している 本種と異なり子実層がI陰性ではなくI+青紫色 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり子嚢胞子の周辺細胞のサイズが中央細胞と同一なのではなく顕著に小さい 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含まない Diorygma angusticarpum 本種と異なり子器盤が顕著に広がるのではなくスリット状である 本種と異なり子実層がI陰性ではなくI+紫色 本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい 本種と異なり地衣成分としてクリプトスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含まない Diorygma salazinicum 本種と異なり子嚢胞子がI陰性ではなくI+紫色 本種と異なり地衣成分としてクリプトスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含まない 中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州雷山県雷公山国家級自然保護区 (新種) Diorygma locitonitrus Wei Wu & S.B. Fu 語源…雷の場所の(採集地の雷公山から) 【よく似た種との区別】 Diorygma tiantaiense 中国に分布する mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層がI+弱青紫色ではなくI– 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸とサラジン酸ではなくノルスチクチン酸のみを含む mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diorygma chumphonense 形態的に類似している 本種と異なり子実層がI+弱青紫色ではなくI陰性 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子がI陰性ではなくI+紫色 Diorygma reniforme 子嚢胞子の周辺細胞のサイズが中央細胞より小さい 地衣成分としてサラジン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸を含む Diorygma rufopruinosum 子嚢胞子の周辺細胞のサイズが中央細胞より小さい 地衣成分としてサラジン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸を含む Diorygma salvadoriense 子嚢胞子の周辺細胞のサイズが中央細胞より小さい 地衣成分としてサラジン酸を含む 本種と異なり粉子器を欠くのではなく有する 中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州雷山県雷公山国家級自然保護区 (新種) Diorygma weii Wei Wu & S.B. Fu 語源…魏江春教授に献名 【よく似た種との区別】 Diorygma karnatakense アジアに分布する mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくインドなどに分布する 本種と異なり子嚢が単胞子性ではなく1–8胞子性 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸のみではなくノルスチクチン酸とサラジン酸を含む mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diorygma inaequale 形態的に類似している 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸のみではなくノルスチクチン酸とサラジン酸を含む Diorygma dealbatum 形態的に類似している 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸のみではなくノルスチクチン酸とサラジン酸を含む Diorygma roseopruinatum 本種と異なり地衣体が乳白色ではなく淡灰色 本種と異なり子器盤が褐色 本種と異なり子器盤が閉じたスリット状ではなく狭く開く 本種と異なり子器に白色ではなく桃赤色の粉霜を伴う Diorygma australasicum 本種と異なり裂芽を欠くのではなく有する Diorygma spilotum 本種と異なりリレラが埋生する 本種と異なりリレラが顕著に星状に分枝するのではなく分枝しない 本種と異なり子器盤に粉霜を伴うのではなく伴わない Diorygma isabellinum 本種と異なりリレラが顕著に星状に分枝するのではなく分枝しないか稀に分枝する 本種と異なり子実層がI+紫色ではなくI陰性である Diorygma longilirellatum 本種と異なり地衣体が乳白色ではなく帯緑灰色 本種と異なり子器盤が閉じたスリット状ではなく僅かに開く Diorygma tiantaiense 中国に分布する mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子器盤が閉じたスリット状ではなく開く 本種と異なり子実層がI+紫色ではなくI陰性である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子がI+紫色ではなくI陰性 mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diorygma soozanum(シロコナモジゴケ) 本種と異なり子器盤が閉じたスリット状ではなく初め狭くその後広く開く 本種より子嚢胞子の幅が広い