2025年7月5日 (仮訳)主に2018年のミュッセルローベイ・TMAGディスカバリー・エクスペディション由来のタスマニア産地衣類の新記録 Kantvilas, G. et al. 2020. New records of lichens from Tasmania, principally from the 2018 TMAG Expedition of Discovery to Musselroe Bay. Papers and Proceedings of the Royal Society of Tasmania. Available at: https://figshare.utas.edu.au/ndownloader/files/43046227/2 [Accessed July 5, 2025] 【R3-12951】2025/7/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 主に2018年の調査で採集された標本を基に、タスマニア新産種として19種の地衣類を報告した。 各種について形態、生息環境、分布、類似種との相違点などを掲載した。 また、新組み合わせAustroparmelina corrugativaを提唱し、A. euplectinaをシノニムとした。 (タスマニア州新産種) Amandinea conranensis Elix & P.M. McCarthy 【よく似た種との区別】 Amandinea punctata(ヒメスミイボゴケ) 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が狭窄しない (新組み合わせ) Austroparmelina corrugativa (Kurok. & Filson) Elix & Kantvilas 旧名:Parmelia corrugativa Kurok. & Filson 【よく似た種との区別】 Austroparmelina pseudorelicina 同所的に分布する(オーストラリア) 形態的に類似している 本種と異なり地衣成分として”euplectin”を含まない (タスマニア州新産種) Austroparmelina euplectina (Kurokawa ex Elix) A. Crespo, Divakar & Elix (タスマニア州新産種) Bacidia laurocerasi (Del. ex Duby) Vain. 【よく似た種との区別】 Bacidia wellingtonii 本種と異なり帯緑色でN+深紅色の色素を有する (タスマニア州新産種) Buellia extenuatella Elix & Kantvilas 【よく似た種との区別】 Amandinea conranensis 地衣体が非常に退化的 子器が黒色 本種と地衣体上面の性状が異なる 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と粉子の形態が異なる Amandinea punctata(ヒメスミイボゴケ) 地衣体が非常に退化的 子器が黒色 本種と地衣体上面の性状が異なる 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と粉子の形態が異なる (タスマニア州新産種) Catinaria atropurpurea (Schaerer) Vězda & Poelt (タスマニア州新産種) Collema crispum (Hudson) Weber ex F.H. Wiggers (タスマニア州新産種) Diploschistes euganeus (A. Massalongo) J. Steiner シロキッコウゴケ 【よく似た種との区別】 Diploschistes gyrophoricus オーストラリアに分布する 本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(ジロホール酸) Diploschistes sticticus 本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(ジロホール酸) Diploschistes aeneus 本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(レカノール酸) Diploschistes actinostomus(キッコウゴケ) 本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(レカノール酸) (タスマニア州新産種) Diploschistes gyrophoricus Lumbsch & Elix 【よく似た種との区別】 Diploschistes euganeus(シロキッコウゴケ) オーストラリアに分布する 本種と異なり地衣成分を有する(ジロホール酸)のではなく欠く Diploschistes sticticus 地衣成分としてジロホール酸を含む 本種より子嚢胞子が比較的長い 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種より子嚢胞子の長さ/幅比が大きい (タスマニア州新産種) Endocarpon crassisporum P.M. McCarthy & Filson 【よく似た種との区別】 Endocarpon simplicatum オーストラリアに分布する 本種と異なり子嚢が常に単胞子性という特徴を欠く 本種と子嚢胞子の形態が異なる (タスマニア州新産種) Gyalecta pellucida (Coppins & Malcolm) Baloch & Lücking (タスマニア州新産種) Lecanora pseudogangaleoides Lumbsch 【よく似た種との区別】 Lecanora wilsonii 本種と異なり偽根がP+黄色でない 本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸を欠く (タスマニア州新産種) Lecanora strobilina Acharius (タスマニア州新産種) Opegrapha niveoatra (Borrer) J.R. Laundon (タスマニア州新産種) Opegrapha spodopolia Nylander (タスマニア州新産種) Opegrapha varia Persoon (タスマニア州新産種) Physcia austrostellaris Elix 【よく似た種との区別】 Physcia stellaris 形態的に類似している(この種名でよばれていたこともあった) 本種と異なり北半球に分布する 本種より裂片の幅が狭い 本種と偽根の形態が異なる 本種と異なり地衣成分としてアトラノリン以外のトリテルペン類を欠く (タスマニア州新産種) Ramonia absconsa (Tuckerman) Vězda (タスマニア州新産種) Trapelia concentrica Elix & P.M. McCarthy 【よく似た種との区別】 Trapelia crystallifera オーストラリアに分布する 本種と異なり岩上ではなく地上に発生する Trapelia coarctata(バラゴケ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) (タスマニア州新産種) Xanthoparmelia xerica (Elix) Elix 【よく似た種との区別】 Xanthoparmelia mougeotina 形態的に類似している(混同のおそれがある) 地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種より一般的で広く分布している 本種と異なり地衣体下面が淡褐色ではなく黒色 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンを欠く 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を含む Xanthoparmelia xanthomelaena 形態的に類似している(混同のおそれがある) 地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種より一般的で広く分布している 本種と異なり地衣体下面が淡褐色ではなく黒色 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンを欠く 本種と異なり地衣成分としてウスニン酸を含む