Lachnum oncospermatum

(Berkeley & Broome) M.L. Wu & J.H. Haines

(和名データなし)

シノニム一覧:

Atractobolus oncospermatis, Dasyscyphus oncospermatis, Peziza oncospermatis

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台湾真菌知識庫
[1]

掲載論文

2件
R3-01077
マレーシア・ペナン州、ブキト・ベンデラにおいて腐朽した木生シダに発生したシダ生息性盤菌類、Lachnum lanaricepsおよびL. oncospermatumの初報告
First report of pteridocolous discomycetes, Lachnum lanariceps and L. oncospermatum
大菌輪-論文3行まとめ
Cyathea contaminansなど3種の木生シダの葉軸に発生した2種のLachnum属菌をマレーシア新産種として報告した。
L. oncospermatumは子嚢盤に皺が生じ、柄が分枝し、毛に有色小顆粒状の樹脂状物質を含むことなどで特徴づけられた。
L. lanaricepsは柄が中心生で円筒形、毛が淡黄色の色素と赤色またはガーネット色の樹脂状物質を含むことなどで特徴づけられた。
R3-12486
腐朽木生シダ上の盤菌類 (3):日本新産種Lachnum lanaricepsおよびLachnum oncospermatum
Discomycetes on decayed tree fern. (3) Lachnum lanariceps and Lachnum oncospermatum new to Japan
大菌輪-論文3行まとめ
Lachnum lanaricepsおよびLachnum oncospermatumを日本新産種として報告した。
前者は母島、父島、奄美大島、西表島においてヘゴ属のシダの腐朽葉軸上に生じ、柄が中心生で円筒形、淡黄色の色素と赤色またはガーネット色の樹脂状物質を含むことなどで特徴づけられた。
後者は母島、父島、屋久島においてヘゴ属のシダの腐朽葉軸上に生じ、子嚢盤が深く裂け、琥珀色の樹脂状物質を含むことなどで特徴づけられた。
Lachnum lanariceps 2
差異 形質 出典
同所的に分布する(マレーシア、ペナン州) 地理的分布 [1]
日本に分布する 地理的分布 [2]
子嚢盤の一部が深く裂けることがある 形状 [2]
ヘゴ属の木生シダを宿主とする 生息環境 [1]
同じヘゴ属のシダに発生する 生息環境 [2]
腐朽した葉軸に発生する 生息環境 [2]
× 本種と子嚢胞子のサイズが異なる サイズ [2]
× 本種より子嚢胞子が長い サイズ [1]
× 本種と異なり柄が分枝しない 形状 [1]
× 本種と異なり樹脂状物質が琥珀色ではなく赤色またはガーネット色 [2]
× 本種と異なり毛が類白色または淡黄褐色 [2]
× 本種と異なり毛に含まれる樹脂状物質の色が褐色ではなく赤色〜赤褐色 [1]
[1] http://rdo.psu.ac.th/sjstweb/journal/36-4/36-4-3.pdf
[2] https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/49/6/49_MYC49403/_pdf

参考文献

[1] 10.1007/s10267-008-0438-0
[2] https://www.mycobank.org/details/26/35226 (as Dasyscypha oncospermatis)

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