Suillellus mendax

(Simonini & Vizzini) Vizzini, Simonini & Gelardi

(和名データなし)

シノニム一覧:

Boletus mendax

掲載論文

1件
R3-00729 (as Boletus mendax)
イタリア産のイグチ属ウラベニイロガワリ節の新種Boletus mendaxおよびB. luridus複合体に関する知見
Boletus mendax, a new species of Boletus sect. Luridi from Italy and insights on the B. luridus complex
大菌輪-論文3行まとめ
イタリアでブナ科の樹下に発生するイグチ属ウラベニイロガワリ節の菌を、Boletus mendaxとして新種記載した。
本節における分類形質について議論を行い、柄の網目状装飾や「バタイユ・ライン」に価値が乏しいことを示した一方、柄の基部のアミロイド性は分類形質として信頼できるとした。
ITS領域に基づく分子系統解析で、ウラベニイロガワリ節が少なくとも4つのクレードからなる多系統群であることが示された。
Boletus amygdalinus 1
差異 形質 出典
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じウラベニイロガワリ節クレード1に含まれる) 分子系統解析 [1]
同じBoletus luridus種複合体に含まれる 分類 [1]
× 本種より担子胞子のサイズが大きい サイズ [1]
× ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [1]
× 本種と異なりイタリアではなく北米などに分布する 地理的分布 [1]
× 本種と異なり”subhymenophoral layer”に常にバタイユ・ラインを欠く 構造 [1]
× 本種と異なり傘表皮が柵状被ではなく錯綜する菌糸からなる毛状被 構造 [1]
× 本種と異なり柄表面に網目状装飾を欠く 表面性状 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus comptus 1
差異 形質 出典
傘表皮の末端細胞の直径の範囲が重なる サイズ [1]
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じウラベニイロガワリ節クレード1に含まれる) 分子系統解析 [1]
同じBoletus luridus種複合体に含まれる 分類 [1]
イタリアに分布する 地理的分布 [1]
ブナ科樹木と関係を持つ 生息環境 [1]
傘が桃色を帯びることがある [1]
管孔直下の肉が異なる色をしている [1]
柄表面にふけ状の小粒を伴う 表面性状 [1]
× 本種より担子胞子が短い サイズ [1]
× 本種より担子胞子の幅が広い サイズ [1]
× ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [1]
× 本種と異なり担子胞子が類紡錘形ではなく楕円形 形状 [1]
× 本種と異なり柄の基部が徐々に細まるのではなく、強く先細りになって根状になる 形状 [1]
× 本種より担子胞子のQ値がずっと小さい 形状 [1]
× 本種と異なり”subhymenophoral layer”に通常バタイユ・ラインを欠く 構造 [1]
× 本種と異なり傘表皮の末端要素が直立せずいくぶん傘表面に平行に走る 構造 [1]
× 本種と異なり孔口が明るい赤色ではなくずっと淡い帯黄色、帯黄橙色、橙色、赤橙色 [1]
× 本種と異なり柄がしばしば赤色や深紅色を呈するのではなく帯黄色〜橙黄色 [1]
× 本種と異なり傘表皮が明瞭なフェルト状であり、時に菌糸が凝集して房状になる 表面性状 [1]
× 本種と異なり柄表面に全く網目を有さない 表面性状 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus craspedius 1
差異 形質 出典
× 本種より子実体のサイズが大きい サイズ [1]
× 本種より担子胞子のサイズが小さい サイズ [1]
× 本種と異なりヨーロッパに分布しない 地理的分布 [1]
× 本種と異なり傘の縁部が成熟すると退色する [1]
× 本種と異なり傘表皮の細胞に結晶を伴う 表面性状 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus luridiformis 1
差異 形質 出典
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 分子系統解析 [1]
イタリアに分布する 地理的分布 [1]
担子胞子の形状が類似している 形状 [1]
柄表面にふけ状の小粒を伴う 表面性状 [1]
肉が頑丈かつ柔軟 質感 [1]
× ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(ウラベニイロガワリ節クレード1ではなくクレード2に含まれる) 分子系統解析 [1]
× 本種と異なり担子胞子が非アミロイド 呈色反応 [1]
× 本種と異なり肉がアミロイド性を示さない 呈色反応 [1]
× 本種と異なり柄が円筒形ではなく棍棒形 形状 [1]
× 本種と異なり柄の表面が橙赤色の密な微羊毛状 表面性状 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus luridus 1
差異 形質 出典
傘表皮の末端細胞の直径の範囲が重なる サイズ [1]
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じウラベニイロガワリ節クレード1に含まれる) 分子系統解析 [1]
同じBoletus luridus種複合体に含まれる 分類 [1]
柄の基部がメルツァー液で帯紫青黒色に強く呈色する(アミロイド) 呈色反応 [1]
イタリアに分布する 地理的分布 [1]
形態的に類似している 形態全般 [1]
“subhymenophoral layer”にバタイユ・ラインを有することがある 有無 [1]
ブナ科樹木と関係を持つ 生息環境 [1]
傘の色の変異の範囲が時に重なる [1]
× 本種より担子胞子が短い サイズ [1]
× 本種より担子胞子の幅が広い サイズ [1]
× ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [1]
× 本種と異なり担子胞子が類紡錘形ではなく楕円形 形状 [1]
× 本種より担子胞子のQ値がずっと小さい 形状 [1]
× 本種と異なり傘表皮が柵状被ではなく錯綜する菌糸からなる毛状被で老成するにつれてより錯綜する 構造 [1]
× 本種と異なり孔口が赤色~鮮やかな深紅ではなくより暗色 [1]
× 本種と異なり柄が主に赤色なのではなく主に黄色〜橙黄色(例外もある) [1]
× 本種より傘の色が明色で、本種ほど帯赤色〜深紅色を呈さない [1]
× 本種と柄表面の装飾が異なる 表面性状 [1]
× 本種ほど肉が頑丈かつ柔軟でない 質感 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus queletii 1
差異 形質 出典
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じウラベニイロガワリ節クレード1に含まれる) 分子系統解析 [1]
同じBoletus luridus種複合体に含まれる 分類 [1]
柄の基部がメルツァー液で帯紫青黒色に強く呈色する(アミロイド) 呈色反応 [1]
イタリアに分布する 地理的分布 [1]
ブナ科樹木と関係を持つ 生息環境 [1]
× 本種より担子胞子が短い サイズ [1]
× 本種より担子胞子の幅が広い サイズ [1]
× ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [1]
× 本種と異なり担子胞子が類紡錘形ではなく楕円状扁桃形 形状 [1]
× 本種より担子胞子のQ値が小さい 形状 [1]
× 本種と異なり”subhymenophoral layer”に常にバタイユ・ラインを欠く 構造 [1]
× 本種と異なり傘表皮が柵状被ではなく錯綜した毛状被 構造 [1]
× 本種と異なり孔口が煉瓦橙色を帯びる [1]
× 本種と異なり柄表面に網目状装飾を欠く 表面性状 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus sinicus 1
差異 形質 出典
子実体が中型 サイズ [1]
同じウラベニイロガワリ節に含まれる 分類 [1]
傘がガーネット色 [1]
柄がガーネット色 [1]
肉に青変性を有する [1]
柄表面に網目状装飾を有する 表面性状 [1]
× 本種より担子胞子のサイズが小さい サイズ [1]
× 本種と異なりヨーロッパに分布しない 地理的分布 [1]
× 本種と異なりブナ科植物ではなくPinus yunnanensisの樹下に発生する 生息環境 [1]
× 本種と異なり傘の肉が白色 [1]
× 本種と異なり傘表面が灰色の繊維状鱗片で覆われる [1]
× 本種と異なり柄の基部が赤色を帯びない [1]
× 本種と異なり柄の肉が帯黄色 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4
Boletus subvelutipes 1
差異 形質 出典
同じウラベニイロガワリ節に含まれる 分類 [1]
× 本種より子実体のサイズが大きい サイズ [1]
× 本種より担子胞子のサイズが大きい サイズ [1]
× 本種と異なりヨーロッパに分布しない 地理的分布 [1]
× 本種と柄の色が異なる [1]
× 本種より孔口が明色 [1]
× 本種と異なり柄に網目状装飾を持つことが非常に稀 表面性状 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0896-4

参考文献

[1] https://www.mycobank.org/details/26/58284 (as Boletus mendax)

※上の表のデータは記載文から半自動的に抽出されたものです。正確な情報は必ず元の文献で確認してください。

Notice: The data in the table above is semi-automatically extracted from the description. Please be sure to check the original documents for accurate information.