(仮訳)インドのヒマラヤに産したAmanitaAmidella節の新種、Amanita pseudorufobrunnescens
Semwal, KC. et al. 2020. Amanita pseudorufobrunnescens, a new species of Amanita section Amidella from Indian Himalaya. Kew Bulletin. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s12225-020-9874-6 [Accessed January 8, 2025] 【R3-12416】2025/1/8投稿

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3行まとめ

インドのヒマラヤ北西部で採集された菌を検討し、Amanita pseudorufobrunnescensとして新種記載した。
本種はQuercus oblongataを宿主とし、子実体が白色で老成すると帯褐橙色になり、傘表面に外被膜の名残を伴い、柄表面が繊維状~羊毛状の小鱗片に覆われ、担子胞子が細長いことなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析で既存のAmidella節の種と異なる系統を形成した。
India, Uttarakhand, Gudkhiakhal, Pauri

(新種)

Amanita pseudorufobrunnescens K.C. Semwal, K. Das, R.P. Bhatt, Mehmood & V.K. Bhatt
語源…偽のAmanita rufobrunnescens
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Amanita rufobrunnescens
アジアに分布する
同じブナ科樹木と関係を持つ
柄表面が白色の小鱗片に覆われる
柄が中空
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく中国などに分布する
本種と異なりコナラ属ではなくシイ属樹木と関係を持つ
本種と異なり子実体が類白色~乳白色で傷つくと橙色~帯灰橙色になるのではなく類白色で傷つくと帯赤色または帯褐色になる
本種と異なり傘表面の外被膜の名残が類白色~帯灰橙色の羊毛状~鱗片状ではなくやや膜質~放射状繊維状
本種と異なり子実体の臭いが刺激性の塩素臭ではなく不明瞭である
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita clarisquamosa(シロウロコツルタケ)
アジアに分布する
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく日本などに分布する
本種と異なり傘が汚白色~帯黄褐色
外被膜の名残が帯褐色のパッチ状
本種より傘表面の条線が短い
本種と異なり傘肉が変色しない
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita avellaneosquamosa(アクイロウロコツルタケ)
アジアに分布する
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく日本などに分布する
本種と異なり傘表面に顕著な帯褐色~褐色のパッチ状~フェルト状の外被膜の名残を有する
本種より傘表面の条線が長い
本種と異なり襞の間隔が密である
本種と異なり肉が切ったり傷ついたりしても変色しない
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita peckiana
子実体が白色
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく米国などに分布する
本種と異なり傘縁部表面が条線状でない
本種より担子胞子のサイズが大きい
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita ponderosa
子実体が白色
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく主にヨーロッパなどに分布する
本種より傘のサイズが大きい
本種より柄の幅が広い
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種より担子胞子のQ値が小さい
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される