Globisporangium ultimum

(Trow) Uzuhashi, Tojo & Kakishima

(和名データなし)

シノニム一覧:

Globisporangium ultimum var. ultimum, Pythium haplomitri, Pythium ultimum

海外のサイト一覧 1件

掲載サイト リンク
nahuby.sk
[1] (as Pythium ultimum)

掲載論文

2件
R3-12613
韓国においてキクの茎腐・根腐病を引き起こす卵菌類の同定、系統分類、および殺菌剤感受性
Identification, Phylogeny, and Fungicide Sensitivity of Oomycota Species Causing Stem and Root Rots on Chrysanthemums in Korea
大菌輪-論文3行まとめ
韓国からキクの茎腐・根腐病の病原菌として初めてGlobisporangium ultimumとPhytopythium helicoidesを同定した。
両種は病原性試験でキクに対して顕著な攻撃性を示した。
殺菌剤感受性試験の結果、ピカルブトラゾックスが最も有効であり、農薬使用規制下で効果的な防除法であることが示唆された。
R3-01002 (as Pythium ultimum)
オマーンにおいてアブラヤシの根の病害に関連する菌類および卵菌類の特徴づけ
Characterization and pathogenicity of fungi and oomycetes associated with root diseases of date palms in Oman
大菌輪-論文3行まとめ
オマーンで29品種111本のアブラヤシを対象とし、根の病害に関連する菌類および卵菌の種類と病原力を調査した。
分離された菌を形態および分子を基に同定した結果、F. solani、C. radicicola、L. theobromaeなどが高頻度で出現した。
Ceratocystis omanensisなど13分類群をアブラヤシの根の病原菌として初めて報告し、22分類群をオマーンから初めて報告した。

比較対象としてのみ掲載

3件
R3-01924 (as Pythium ultimum)
日本産の2新種、水から分離されたPythium rishirienseおよび土壌から分離されたP. alternatum
Pythium rishiriense sp. nov. from water and P. alternatum sp. nov. from soil, two new species from Japan
大菌輪-論文3行まとめ
北海道利尻島で水試料および土壌から分離された卵菌を検討し、それぞれPythium rishiriense、P. alternatumとして新種記載した。
前者は造卵器同士が鎖生し、高温で生長し、生長が速かったのに対して、後者は造卵器が造精器と交互に鎖生し、生長が遅かった。
両種の記載により、日本産フハイカビ属菌の既知種は66種となった。
R3-02500 (as Pythium ultimum)
南アフリカの在来植物、Aspalathus linearisと関係を持つフハイカビ属クレードGの新種Pythium cederbergenseおよび類縁分類群
Pythium cederbergense sp. nov. and related taxa from Pythium clade G associated with the South African indigenous plant Aspalathus linearis (rooibos)
大菌輪-論文3行まとめ
南アフリカにおいてルイボスの根から分離されたフハイカビ属菌を検討した。
分子系統解析で互いに形態的に区別不能のRB IおよびRB IIの2グループが見出され、前者をPythium cederbergenseとして新種記載した。
後者はP. violaeおよびP. canarienseに近縁であったが、現時点のデータでは種の記載に至らなかった。
R3-03988 (as Pythium ultimum)
複数遺伝子の分子系統解析に基づき明らかになった新種、Pythium recalcitrans
Pythium recalcitrans sp. nov. revealed by multigene phylogenetic analysis
大菌輪-論文3行まとめ
南アフリカにおいてブドウ、マジョルカ島においてテンサイの根からそれぞれ分離された卵菌の一種を検討し、Pythium recalcitransとして新種記載した。
ITSおよびITS+β-チューブリン+coxIIに基づく分子系統解析により系統的位置を確かめた。
本種は培養下で遊走子嚢を形成せず、形態的にほとんど同属他種と識別不能であったが、造精器および卵胞子の形成が誘導された。

統制形質情報は見つかりませんでした。