Lasiodiplodia pseudotheobromae

A.J.L. Phillips, A. Alves & P.W. Crous

(和名データなし)

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掲載サイト リンク
Faces Of Fungi
[1]

掲載論文

7件
R3-10527
Lasiodiplodia属の日本産分離菌株の分類学的再検討
Taxonomic re-examination of Japanese isolates of the genus Lasiodiplodia
大菌輪-論文3行まとめ
日本産のLasiodiplodia属菌の分離菌株30点を再検討した。
6種を同定し、そのうちL. brasiliensisなど3種を日本新産種として報告した。
特に琉球列島と小笠原諸島においては多様な本属菌が分布していることが示された。
R3-08311
タイ北部においてチークと関係を持つボトリオスフェリア科菌類
Botryosphaeriaceae associated with Tectona grandis (teak) in Northern Thailand
大菌輪-論文3行まとめ
タイ北部の天然林および植林地においてチークに生じた菌を検討し、4属6種を同定した。
そのうち枯枝に生じた腐生菌の一種をDothiorella tectonaeとして新種記載した。
また、残りの5種はいずれもタイのチークにおける初報告となった。
R3-00643
ブラジルにおいてバイオ燃料の原料植物、ナンヨウアブラギリに”collar rot”および根腐病を起こすボトリオスフェリア科菌類の系統、同定および病原性とLasiodiplodia属菌の新種記載
Phylogeny, identification and pathogenicity of the Botryosphaeriaceae associated with collar and root rot of the biofuel plant Jatropha curcas in Brazil, with a description of new species of Lasiodiplodia
大菌輪-論文3行まとめ
バイオ燃料の原料として世界的に栽培が広まりつつあるナンヨウアブラギリの致死的な病害に関係する菌を調査し、9種のボトリオスフェリア科菌類を同定した。
そのうちLasiodiplodia euphorbicolaなど4種のLasiodiplodia属菌を、形態学的検討および分子系統解析に基づき新種記載した。
本論文で掲載した9種のうち8種はナンヨウアブラギリに病原性を持ち、この病害が複数の病原菌が関係する複雑なものであることが示された。
R3-00766
ブラジルにおいてパパイアの軸腐病に関連するLasiodiplodia属菌
Species of Lasiodiplodia associated with papaya stem-end rot in Brazil
大菌輪-論文3行まとめ
ブラジル北東部で軸腐病に感染したパパイアから分離された166菌株のLasiodiplodia属菌について、形態学的検討および分子系統解析を行った。
3種を既知種と同定し、2種の未記載種をL. brasilienseおよびL. marypalmeとして新種記載した。
また、 L. hormozganensisおよび L. pseudotheobromaeをパパイヤから初めて報告した。
R3-00731
エジプトにおいてマンゴーの立ち枯れ病に関係するLasiodiplodia属菌
Lasiodiplodia species associated with dieback disease of mango (Mangifera indica) in Egypt
大菌輪-論文3行まとめ
エジプトで立ち枯れ症状を起こしたマンゴーから分離されたLasiodiplodia theobromae類似菌を検討し、L. egyptiacaeとして新種記載した。
また、同じくマンゴーから分離されたL. pseudotheobromaeを、エジプト新産種として報告した。
マンゴーの苗に新種を含む3種10菌株のLasiodiplodia属菌を接種し、コッホの原則を満たすことを確かめた。
R3-01347
中国南部において植林地に生育するユーカリ属植物を宿主とするボトリオスフェリア科菌類の特徴づけ
Characterization of Botryosphaeriaceae from plantation-grown Eucalyptus species in South China
大菌輪-論文3行まとめ
中国南部のユーカリ植林地において病害に関連するボトリオスフェリア科菌類を検討した。
PCR-RFLPおよび特異的PCRを行い、Lasiodiplodia pseudotheobromaeなど5種を同定し、Fusicoccum fabicercianumを新種記載した。
温室およびフィールドにおける接種試験では全種が病原性を示し、宿主の遺伝子型による感受性の違いが認められた。
R3-08037
形態および分子データにより明らかになったLasiodiplodia theobromaeの隠蔽種的種分化
Morphological and molecular data reveal cryptic speciation in Lasiodiplodia theobromae
大菌輪-論文3行まとめ
Lasiodiplodia theobromaeと同定された菌を対象に分子系統解析を実施した。
その結果、3つの良好に支持されたクレードを認め、それぞれL. theobromae、新種L. pseudotheobromae、新種L. parvaとして認めた。
これらの種においては分生子のサイズおよび形状、赤色色素産生の有無、10°Cでの生育可能性なども異なっていた。

比較対象としてのみ掲載

3件
R3-06018
中国においてクスノキに生じた新種Lasiodiplodia cinnamomi
Lasiodiplodia cinnamomi sp. nov. from Cinnamomum camphora in China
大菌輪-論文3行まとめ
中国江蘇省においてクスノキに枝枯病を引き起こした菌を検討し、Lasiodiplodia cinnamomiとして新種記載した。
本種は分生子の形態が特徴的であったが、分生子果が成熟すると放出されるのでその観察は容易ではなかった。
本種はL. pseudotheobromaeと姉妹群を形成したが、分生子がより小型であった。
R3-04633
中国産のホロモルフの新種、Lasiodiplodia chinensis
Lasiodiplodia chinensis, a new holomorphic species from China
大菌輪-論文3行まとめ
中国で海南省よび山東省で採集された菌を検討し、Lasiodiplodia chinensisとして新種記載した。
本種は子嚢が棍棒形~広棍棒形で子嚢胞子が無色紡錘形単細胞、分生子が初め無色でのちに有色になり、卵状~楕円形単細胞であることなどで特徴づけられた。
本種はテレオモルフが知られている同属他種とは形態的あるいは系統的に異なっていた。
R3-02521
タイ産の茎生息性ボトリオスフェリア目菌類
Caulicolous Botryosphaeriales from Thailand
大菌輪-論文3行まとめ
タイにおいて様々な植物から分離されたアプロスポレラ科およびボトリオスフェリア科菌類を検討し、Diplodia neojuniperiなど4新種を記載した。
また、Pseudofusicoccum adansoniaeおよびP. ardesiacumをタイ新産種として報告した。
Lasiodiplodia gonubiensisの有性世代を初めて報告した。
Lasiodiplodia parva 1
差異 形質 出典
ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 分子系統解析 [3]
南米に分布する 地理的分布 [3]
形態的に類似している(同種として扱われていた) 形態全般 [3]
分生子の隔壁数が1 構造 [3]
PDA 35°Cで赤色色素を産生する [3]
× 本種より分生子のサイズが小さい サイズ [3]
× ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [3]
× 本種と異なりオランダ、ザイール、スリナム、コスタリカではなくスリランカ、コロンビアに分布する 地理的分布 [3]
× 本種と異なりバラ属、ミカン属、キバナヨウラク属、アカシア属ではなくカカオ属植物や畑地土壌などから分離される 生息環境 [3]
× 本種と異なり10°Cで生育不能 生理学的形質 [3]
[3] https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/28-1.pdf
Lasiodiplodia theobromae 2
差異 形質 出典
ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 分子系統解析 [3]
ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 分子系統解析 [2]
エジプトに分布する 地理的分布 [2]
南米、アフリカに分布する 地理的分布 [3]
形態的に類似している(同種として扱われていた) 形態全般 [3]
分生子のQ値が同程度 (1.7-1.9) である 形状 [2]
分生子の隔壁数が1 構造 [3]
マンゴーを宿主とする 生息環境 [2]
× 本種より分生子のサイズが小さい サイズ [2]
× 本種より分生子の成熟時のサイズが小さい サイズ [3]
× ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [3]
× ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [2]
× 本種と異なりオランダ、ザイール、スリナム、コスタリカではなく米国、ニューギニア、タンザニア、カナダ、南アフリカ、メキシコ、ウガンダ、アルゼンチンなどに分布する 地理的分布 [3]
× 本種と異なり分生子が楕円形ではなく基部にかけて強く先細りになる 形状 [3]
× 本種と異なり側糸に隔壁を持つ 構造 [2]
× 本種と異なりバラ属、ミカン属、キバナヨウラク属、アカシア属ではなくワニナシ属、バショウ属、ココヤシ属、トウモロコシ属、ブドウ属、マツ属、ハマゴウ属植物などから分離される 生息環境 [3]
× 本種と異なり10°Cで生育不能 生理学的形質 [3]
× 本種と異なりPDA 35°Cで赤色色素を産生するという特徴を欠く [3]
[2] http://link.springer.com/article/10.1007/s13313-012-0163-1
[3] https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/28-1.pdf
Lasiodiplodia marypalme 1
差異 形質 出典
ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 分子系統解析 [1]
ブラジルに分布する 地理的分布 [1]
パパイアを宿主とする 生息環境 [1]
宿主に軸腐れおよび果実腐敗症状を起こす 病害・病原性関連 [1]
× 本種より分生子のサイズが小さい サイズ [1]
× ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(9塩基が異なる) 分子系統解析 [1]
[1] http://link.springer.com/article/10.1007/s13225-014-0279-4
Lasiodiplodia egyptiacae 1
差異 形質 出典
側糸のサイズが類似している サイズ [2]
ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 分子系統解析 [2]
エジプトに分布する 地理的分布 [2]
側糸に隔壁を欠く 構造 [2]
マンゴーを宿主とする 生息環境 [2]
× 本種より分生子のサイズが小さい サイズ [2]
× ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 分子系統解析 [2]
× 本種と異なり10°Cで生育しない 生理学的形質 [2]
[2] http://link.springer.com/article/10.1007/s13313-012-0163-1

側糸

サイズ
(up to 58 µm long, 3-4 µm wide) up to 58 µm long, 3-4 µm wide [2]
(up to 60μm long, 3-4μm wide) up to 60μm long, 3-4μm wide [3]
構造
initially aseptate, becoming up to 1-6 septate when mature [3]

生息環境

基質
On twigs of Citrus sp., Hormozgan province, Minab-Hajikhademi (IRAN 1518C, CJA36) [3]

参考文献

[1] https://www.mycobank.org/details/26/21331
[2] https://www.mycobank.org/details/26/21332
[3] https://www.researchgate.net/profile/Seyed-Akbar-Khodaparast/publication/363799695_Color_Atlas_of_Iranian_Fungi/links/632eb089165ca2278769ee2b/Color-Atlas-of-Iranian-Fungi.pdf

※上の表のデータは記載文から半自動的に抽出されたものです。正確な情報は必ず元の文献で確認してください。

Notice: The data in the table above is semi-automatically extracted from the description. Please be sure to check the original documents for accurate information.