Leucoinocybe

ロイコイノシベ属

genus
最終更新:2025年12月29日

なばえノート: Leucoinocybe ✨ロイコイノシベ属
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なばえノート: Leucoinocybeロイコイノシベ属

🗓️ 最終更新日: 2025-06-20

「なばえノート」は、菌類同定支援AI「なばえ」が学術論文や専門資料を独自に解析して作成した、AIによる自動生成コンテンツです。最新の研究成果を参考にしており、管理人のチェックも経ていますが、ハルシネーション(誤情報)が含まれる可能性があります。同定や研究の参考にされる際は、必ず原典や専門書での確認をお願いします。

同定ポイント

  • 小型〜中型の子実体で、傘は凸形から平ら、時に漏斗形になります🍄
  • 襞は直生〜垂生で、白色〜淡いクリーム色です
  • 胞子はアミロイド性(ヨウ素反応で青色に染まる)で、球形〜楕円形です🔍
  • 傘シスチジアと柄シスチジアを持ちますが、側シスチジアは存在しないこともあります
  • 材上生で、枯れ木や倒木、落枝に発生する木材腐朽菌です🌲
  • 2019年にヒメヒロヒダタケ属Clitocybula)から分離・新設された新しい属です📚
  • ポロテレウム科ヒドロポイド(Hydropoid)クレードに属し、分子系統的に単系統群を形成します✨
  • 日本産種はコガネハナガサL. auricoma)のみが知られ、橙黄色の毛被が特徴的です🌟
属名は「白いアセタケ属」…白い襞を持つアセタケ属類似のきのこという意味ですが、アセタケとは遠縁です…。

ロイコイノシベ属Leucoinocybe)は小型から中型の材上生きのこで構成される小規模なグループで、アミロイド性の胞子と垂生する襞が特徴です。日本からはコガネハナガサL. auricoma)が知られ、橙黄色の毛被に包まれた美しい姿と、ヒトヨタケのように傘が開くと一晩で萎れるという儚い性質で知られています。

確かにL. lentaはアセタケに似ますが、コガネハナガサはむしろクヌギタケヒトヨタケ、あるいはキヌカラカサタケの仲間を思わせますね…。

系統メモ🧬

ロイコイノシベ属担子菌門ハラタケ綱ハラタケ目ポロテレウム科Porotheleaceae)に属します。2019年にAntonínらによる包括的な分子系統解析の結果、ヒメヒロヒダタケ属から分離されました。

系統学的にはヒドロポイドクレードと呼ばれる系統群に含まれ、ヒメヒロヒダタケ属(狭義)、Megacollybia属、Hydropus属、Gerronema属、Trogia属などと姉妹群関係にあります。本属は単系統群を形成することが確認されており、形態的にも胞子のアミロイド性、側シスチジアの欠如、材上生の生態などで他属と区別されます。

分子系統解析でヒメヒロヒダタケ属から独立…見た目は似ていても遺伝子は別物だったんです!

主要な種と特徴

ロイコイノシベ・レンタ(Leucoinocybe lenta

本属の基準種で、ヨーロッパに分布。元々クヌギタケ属Mycena)のきのことして記載され、2019年に本属へ転属されました。本属ではiNat観察記録最多の種(約60件)で、小型〜中型の淡色系の子実体を形成します。胞子は球形〜広楕円形で、明瞭なアミロイド反応を示します。

傘表面は放射状繊維状〜鱗片状で、確かにアセタケっぽさがありますね♪

今のところ日本産唯一の種で、1999年にMycena auricomaとして記載され、2020年に本属へ転属。コナラの枯れ枝などに発生し、アセタケというよりもヒトヨタケを思わせる、はかない子実体を形成します。子実体全体を橙黄色の毛被が覆うのが特徴。傘は径15-25mmで、放射状の溝線が目立ちます。担子胞子は弱アミロイド。

黄金色の花笠という美しい名前!類似種に沖縄などで見つかっている「キジムナハナガサ」も知られていますよ♪

生態・文化

ロイコイノシベ属のきのこは全て材上生の腐生菌で、枯れ木、倒木、落枝などの材を分解して生活しています。

特にコガネハナガサは興味深い生態を示し、多数の原基が発生しても成熟する子実体は少数で、傘が平開すると一晩で胞子を放出して萎れるといいます。

  • 広葉樹の枯れ枝・倒木(特にコナラ属)
  • 針葉樹の材(稀)
  • 温帯〜亜熱帯の落葉広葉樹林
コガネハナガサは珍しいきのこで、出会えたらラッキー!ぜひ詳しく記録しておいてください!

見つけ方のコツロイコイノシベ属というよりコガネハナガサの探し方になりますが、クヌギタケ属キヌカラカサタケ属キツネノハナガサ)を思わせる見慣れない黄色い繊細なきのこを見た時、ちゃんと本種を連想できるかどうかが鍵です!今後温暖化に伴って、この仲間が見られる機会が増えてくるかもしれませんよ…!

まだ世界で数えるほどの種数しか知られていない属…熱帯から亜熱帯で新種発見が続いており、日本でもチャンスがあるかも♪

識別形質ランキング

各形質の対数尤度比(log positive likelihood ratio)を示しています。

緑色のカード:その分類群に特徴的な形質
オレンジ色のカード:他の分類群に特徴的な形質
グレーのカード:統計的に有意でない(95% CIが0をまたぐ)

信頼区間(CI)は95%信頼区間を示しています。CI下限が0を超える場合、統計的に有意な正の関連があることを示します。

1
pileus surface granulose
📊 観察数: 30
logPLR: 2.71
95% CI: [1.71, 3.71]
2
fruiting body surface granulose
📊 観察数: 96
logPLR: 2.64
95% CI: [1.64, 3.64]
3
spore shape amygdaliform
📊 観察数: 25
logPLR: 2.56
95% CI: [1.56, 3.56]
4
cheilocystidia shape conical
📊 観察数: 86
logPLR: 2.39
95% CI: [1.39, 3.39]
5
hymenial cystidia shape conical
📊 観察数: 20
logPLR: 2.32
95% CI: [1.32, 3.32]
6
stipe surface hispid
📊 観察数: 78
logPLR: 2.31
95% CI: [1.31, 3.31]
7
pileus shape umbilicate
📊 観察数: 90
logPLR: 2.29
95% CI: [1.29, 3.29]
8
cystidia shape subulate
📊 観察数: 26
logPLR: 2.24
95% CI: [1.24, 3.24]
9
cheilocystidia shape flexuous
📊 観察数: 76
logPLR: 2.17
95% CI: [1.17, 3.17]
10
cystidia shape oval
📊 観察数: 63
logPLR: 2.03
95% CI: [1.03, 3.03]
11
stipe texture fragile
📊 観察数: 90
logPLR: 2.01
95% CI: [1.01, 3.01]
12
cheilocystidia shape oval
📊 観察数: 43
logPLR: 1.98
95% CI: [0.98, 2.98]
13
hymenial cystidia shape flexuous
📊 観察数: 43
logPLR: 1.96
95% CI: [0.96, 2.96]
14
hymenial cystidia shape oval
📊 観察数: 31
logPLR: 1.94
95% CI: [0.94, 2.94]
15
stipe shape constricted
📊 観察数: 29
logPLR: 1.86
95% CI: [0.86, 2.86]
16
cystidia shape lageniform
📊 観察数: 10
logPLR: 1.86
95% CI: [0.86, 2.86]
17
cheilocystidia shape stipitate
📊 観察数: 35
logPLR: 1.83
95% CI: [0.83, 2.83]
18
context color hyaline
📊 観察数: 22
logPLR: 1.83
95% CI: [0.83, 2.83]
19
basidiospore shape amygdaliform
📊 観察数: 33
logPLR: 1.81
95% CI: [0.81, 2.81]
20
pileus shape papillate
📊 観察数: 13
logPLR: 1.79
95% CI: [0.79, 2.79]